こんにちは!WCです!
WC Worksのブログをご覧頂きありがとうございます。このブログでは誰にでも簡単に車を綺麗にできる方法やコツをお伝えしています。
またまたブログは動画のアップのお知らせばかりでちゃんとした記事の更新は久しぶりになってしまいました。。。ありがたい事にお仕事の方は絶賛フィーバー中です笑
まず、そもそもガラスコーティングって何なの?コーティングって色々種類があり過ぎてわからん!という方も多いかと思います。今日の記事のガラスコーティング(コーティング)とは、洗車のついでにプシュプシュとスプレーしたりボディに塗り込んだりする簡易的な商品ではなく、お車を購入した際に販売店さんから勧められることの多いいわゆる「ガチ」のコーティングのお話です。販売店さんにもよりますが一般的に新車の軽自動車で5~6万円、Lサイズミニバンだと8~10万円くらいしますね。
ガラスコーティングはDIYで施工できる!
そんな高額オプションのコーティングですが、実はDIYで施工することができます!・・・が、当然メリットとデメリット両方ありますので今日はそれをお伝えしたいと思います!
施工はとっても簡単!
まずガラスコーティングの施工をお見せします!
今回はアクアのリアバンパーに施工します。今回は宣伝ではなくガラスコーティングの施工はこんなものって事をお伝えしたいので銘柄は伏せておきます。商品によって施工方法が微妙に違うのことはあるのですが、大きなところは変わりません。
ステップ1:塗る
最初に洗車をして綺麗な状態のボディにコーティング剤を塗っていきます。ほとんどの諸商品に施工用のスポンジが付属していると思います。
ステップ2:拭く
溶剤の塗布が終わったら、次にマイクロファイバークロスを使って拭き取ります。塗ってすぐ拭き取る商品もあれば、しばらく放置してから拭き取るものもあります。
ステップ3:乾燥させる
拭き取りが終わったら、乾燥させます。乾燥時間は商品によって変わります。乾燥時間が15分程度のものから24時間以上かかるものまであります。
以上!
はい、ガラスコーティングの施工は以上です。簡単でしょ?商品によって微妙に異なる部分はあるのですが、塗って、拭いて、乾燥させる、この3ステップだと考えて頂ければ結構です。画像はリアバンパーだけでしたが、この作業をボディ全体で行うだけです。あくまで目安ですが、軽自動車で1時間、大型のミニバンでも2時間かからないと思います。これならDIYでもできそうですよね。
ちなみにこれはいわゆる「拭き取りタイプ」のガラスコーティングですが、これとは別に「吹き付けタイプ」のガラスコーティングもあります。吹き付けになると塗装と同じように塗装ブースでガンを使って施工するので施工価格は更に跳ね上がります。その分被膜も凄いみたいですが、販売店さんでも設定しているところは少ないと思います。そしてこれはDIYできる方もほとんどいないと思います。
DIYでのメリット
費用を安く抑えられる
まず最初のメリットは費用を安く抑えられることです。これが圧倒的なメリットだと思います。
ヤフオクなどで調べて頂ければすぐわかるのですが、ガラスコーティングの原価(コーティング剤)はめちゃくちゃ安いです。「ガラスコーティング剤 車」や、「ガラスコーティング ○○(具体的な商品名)」で検索してみてください。新車で施工しても10万円近くするコーティングでも溶剤だけだと数千円程度だったりします。
・ヤフオクでの検索結果の画像。画像クリックするとヤフオクに移動します。
ディーラーで勧められる商品で公式には溶剤は業者以外には販売されていないものでもオークションだと売られていたりします。そのため画像も加工しています。これはあまり大きな声で言わない方がよいのかも知れませんが。。。とにかく原価は安いです。これが最大のメリットでしょうね。
満足感が得られる
2つ目のメリットはDIYで自分で施工することによって得られる満足感ではないかと思います。大切な愛車は自分以外には誰にも触らせたくない!という方は多いと思いますし、何より自分で施工してあげることで愛着もより一層湧くと思いますよ。
DIYでのデメリット
下地処理が必要
1つ目のデメリットは下地処理が必要だということです。具体的には磨きですね。
誤解されている方も多いのですが、コーティングには車(塗装面)を綺麗にする効果はありません。コーティングは「Coat=包む」ものなので、綺麗な塗装面に施工して(包んで)あげることで汚れから守ったりより艶を深く見せたりするのですが、塗装面が荒れた状態で施工してもほとんど効果を得ることができません。
なので中古車にガラスコーティングを施工する場合は磨きの作業は必須ですし、新車の場合でもボディの状態はバラバラですので軽く磨きを入れた方がよりコーティングの効果を発揮することができます。
・中古車の磨く前と後の画像。コーティングは磨いてから施工しましょう。
自分で磨きもできる場合は問題ないのですが、できない場合はショップ等に施工してもらうことになります。そうなると別途費用が掛かりますので最大のメリットである低コストの面が薄れてしまいます。
もっとも、このブログや僕のYouTubeチャンネルの視聴者様は自分で磨きもされる方が多いのでこのデメリットには当てはまらない方も多いかもしれませんね。
このブログでは磨きの記事も沢山公開していますので是非そちらも覗いてみてくださいね!
場所の確保が必要
2つ目のデメリットが、施工から乾燥が終わるまでの場所の確保が必要だということです。
ほとんどのガラスコーティング剤が施工中及び乾燥中は水気は厳禁の商品が多いです。当然ゴミや埃が付着するのもよろしくないので屋外での施工および乾燥はできません。雨風を凌げるガレージのような場所が必要になりますが、お住まいの環境によっては難しい方もおられるかもしれません。
・カーポートでの施工も難しい
技術が必要
そして一番のデメリットというかネックは施工するには技術が必要だということです。これは具体的に解説していきますね。
スピードが必要
まず1つめに、施工にはスピードが必要です。ガラスコーティングには硬化型の製品が多いので、塗布を始めた瞬間から硬化が始まります。塗布から拭き上げに時間が掛かっていると、その間に硬化が進んでしまい拭き取れなくなってしまうこともあります。特に気温と湿度が高くなる夏場は硬化のスピードが更に早くなります。
拭き残しを作らない
2つ目に必要なのは、拭き残しを作らないということです。既述の通りガラスコーティングの施工は塗って拭くだけなのですが、ボディに溶剤を残さずに拭き取るのは意外と難しいのです。
実はこの記事の最初にガラスコーティングを施工したアクアのリアバンパーにわざと拭き残しを作りましたのでご確認ください。
少しわかりにくいのですが、上の画像の○で囲んだ部分が白くなっているのがわかるでしょうか?これが拭き残しです。施工後の乾燥が終わり硬化も完了していますから、この状態になってしまうと拭き取ろうとしても取れません。除去するには磨いてコーティング剤を落としてしまう必要があります。(剥離剤を使う場合もあるのですが磨いた方が綺麗に落とせます)
拭き残しを作らないためには、明るい場所で施工し塗布面に対していろんな角度から見ることで拭き残しがないかを確認します。一般的に拭き残しは濃色のボディの方が確認しやすく、淡色の方が難しいです(磨きと逆ですね)。中でもパールホワイトは最悪です。色が明るすぎて確認がめちゃくちゃ難しいです。。。
なのでガラスコーティングの施工は素早く、拭き残しを作らずに施工することが必要になります。作業自体は簡単で溶剤の原価も安いのですが、きっちり仕上げるにはやはり技術が必要になります。これは実際に何台も施工してみないと中々感覚は掴めないと思います。
まとめ
今回はガラスコーティングをDIYで施工するメリットとデメリットについてお伝えしました。メリットとデメリット両方あるのですが、もしあなたがデメリットをカバーできるのであれば、DIYで施工するのも大アリだと僕は強化クラッチ思います。メリットは計り知れませんからね。
今日の記事の動画はこちら!動画の方が作業のイメージは掴みやすいかと思います!