FAQ

よくあるご質問

YouTubeやブログ、SNSで磨きやコーティングに関してよく頂く質問と回答をまとめました。随時追加していきます。

Q1.  ボディは何回くらい磨いても大丈夫ですか?

A. わかりません

ボディ(クリア)の状態は1台1台異なります。例えば、新車でもメーカーによって塗料の種類やクリアの厚みが異なります。また新車でも納車前に磨いている場合もあるのでその分クリアは削られています。経年車になってくるとそれまでのダメージの蓄積具合や磨いた回数も異なりますのでクリアの厚さはまさに千差万別です。さらに磨きの道具や技術によっても1回の磨きでどれくらいクリアを削るかは大きく変わりますので、何回までなら磨いても大丈夫!とははっきり言えないのが現状です。実車を見ればある程度判断可能です。

具体的な数字の参考までに、例えば新車からお乗りのお車で1年に1回メンテナンスの磨きをダブルアクションとウレタンバフで行う程度であれば、10回程度は磨いても問題ないと思います。

Q2. 初心者におすすめのポリッシャーを教えてください

A. ダブルアクションポリッシャーをお勧めします!

ポリッシャーには大きく分けてシングルアクション/ギアアクション/ダブルアクションの3種類がありますが、その中でもダブルアクションが一番使いやすく失敗も少ないポリッシャーになります。さらに以前はダブルアクション=使いやすいが磨けない、というイメージでしたが、最近では道具の組み合わせ次第でかなりの研磨力も出せるので、まさに初心者の方が初めて購入されるのにぴったりのポリッシャーだと思います。

このブログでも詳しく記事にしておりますので是非チェックしてみてください!

はじめての車磨き【ポリッシャー編】https://wc-works.net/how-to-choose-your-first-machine-for-car-polishing/

また、「車磨きの教科書」ではバフやコンパウンドの選び方や考え方、道具のメンテナンス方法まで解説しておりますので是非チェックしてみてください!

Q3. コーティングを残したまま磨けますか?

A. 再施工を前提としてください

コーティング施工車でコーティングの被膜を残したまま傷やスポットだけを磨いて消せるかという質問をよく頂きます。

模範的な回答としては、コーティングの被膜上(被膜内)で収まっているダメージでその分だけ磨いて落とせば被膜は残ります!コンパウンドは柔らかい研磨剤のカオリンを含むものをお勧めします!・・・ということになるのですが、実際は磨き方や技術にもよりますが、洗車ついでに施工する簡易的なコーティングは100%、硬化型のガラスコーティングやポリマー系のコーティングでも、目立つ傷やスポットを磨いた場合は皮膜は無くなっていると考えた方がよいと思います。そもそも磨きは塗装を削る行為ですから、塗装に比べればコーティングの被膜は薄く柔らかいので磨けばすぐに無くなります。

磨くと表面が均されてそれだけでも水をよく弾くので実際にはわかりにくいのですが、コーティングの被膜は残っておらずコーティングは再施工を前提にした方がよいと思います。

ただしコーティングでも吹き付けタイプのコーティングになると、被膜はかなり厚くなるので軽いメンテナンス程度の磨きでは被膜は残る可能性は高くなります。

Q4. どのバフから始めたらいいの?

A. 迷ったらウレタン!

磨きに慣れるまでは、磨いて消そうとしている傷やスポットの深さや程度が見ただけではわからずどれで磨けばいいのか迷われる方が多いと思います。迷ったらとりあえずウレタン!と覚えておいてください。

磨きはクリア塗装を削る行為です。なので磨きを何回も繰り返すとクリアが無くなり磨けなくなります。ウールバフの方が研磨力があるのでよく磨ける=削れるのですが、磨きの感覚を掴むまではできるだけ少しずつ削る方がリスクを下げられますし、少しの量を磨いて綺麗になるのであれば、クリアを厚く残せる訳ですからむしろその方がいい。ウレタンで磨いて思うような結果にならなければウールで磨き直せばいいのです。

ちなみにここでのウレタンバフは、目が細かく研磨力の弱い柔らかめのウレタンバフの事です。

バフ選びについてはこちらの記事で詳しく解説しています!

はじめての車磨き【バフ編https://wc-works.net/how-to-choose-your-first-buff-for-car-polishing/

また、「車磨きの教科書」ではポリッシャーやコンパウンドの選び方や考え方、道具のメンテナンス方法まで解説しておりますので是非チェックしてみてください!

Q5. 1台磨くのにバフは何枚必要?

A. 環境によって変わります

車を1台磨くのにバフは何枚くらい必要かという質問もよく頂きます。バフは使い続けるとコンパウンドが絡まって汚れてしまい、パフォーマンスが落ちてしまいます。そのことをご存知なのでこの質問に繋がる訳ですが、回答としてはご使用の環境によって変わります。

エアコンプレッサー等をお持ちで磨きながらバフのクリーニングができる方はウールとウレタンそれぞれ1枚ずつあればいいのですが、そのような環境でない場合は、それぞれ2~3枚ずつあれば足りるかなと思います。もちろん車のサイズやコンパウンドの使い方によって前後する可能性はありますのでご参考まで。少なくとも僕が出張施工等で屋外で作業する場合はそれで足ります。

バフのクリーニングに関してはYouTubeに動画を何本かアップしておりますので宜しければご参考くださいね!

Q6. 素人でもガラスコーティングを施工できますか?

A. 施工そのものは可能です

素人でもDIYでガラスコーティングを施工できますかという質問もよく頂きます。磨いて綺麗になったボディにコーティングをかけてボディを守りたいと思うのは当然かと思います。

ガラスコーティングの施工そのものは「塗る・拭く・乾かす」という簡単な3ステップなので特別な技術が必要な訳ではありません。塗り忘れや拭き残しがないかしっかり確認しながら進めれば素人の方でも十分に施工は可能かと思います。

ただ施工そのものは簡単なのですが、多くのコーティングは施工開始から乾燥が終わるまで雨風を避けられる場所が必要になるので施工環境のハードルの方が高いかと思います。

そのあたりはこちらの記事で詳しく解説しておりますので是非ご覧ください!

この方法でDIYでのガラスコーティングの失敗は無くせます【これだけ】https://wc-works.net/the-way-to-avoid-failure-on-diy-glass-coating-works/

※2022年3月追記

拭き残しの心配がなく、乾燥時間も短いDIYにピッタリのガラスコーティングを紹介しました。施工ハードルがかなり下がるはずですので是非ご検討ください!

Q7. コンパウンドが焼き付いたらどうしたらいいですか?

A. すぐに磨くのをやめてください

ポリッシャーで作業をしていてコンパウンドが焼き付いて白くこびりついてしまうことがあります。原因としては技術、環境、塗装の状態などいろいろ考えられます。

もし作業中にコンパウンドが焼き付き始めたら、すぐにポリッシャーでの作業をやめてください。そしてクロスにコンパウンドを少量付けて焼き付いた部分を軽く擦ってみてください。焼き付きはじめの比較的症状が軽い場合はこの方法で取れるはずです。

ポリッシャーを使って焼き付いた部分ごと磨き取る方法もありますが、上級者向けの方法であり失敗すれば焼き付きが酷くなったり塗装面を傷付けてしまうおそれがありますのでクロスで拭き取る方が無難かと思います。

こちらの記事でも詳しく解説しておりますので是非ご覧ください!

また、「車磨きの教科書」では他にも車磨きでよくあるトラブルの解決方法も解説しておりますので是非チェックしてみてください!

Q8. バフのクリーニングや保管方法を教えてください

❶エアコンプレッサーをお持ちの場合

エアコンプレッサーをお持ちの場合はエアガンを使ってエアブローでバフに詰まったコンパウンドを吹き飛ばしてください。びっしり詰まってから行うより1~2パネル研磨後毎に細かく行うとより簡単に綺麗にできます。その後必要に応じて❸の工程も行ってください。

❷高圧洗浄機をお持ちの場合

コンプレッサーは無く高圧洗浄機はお持ちの場合、高圧洗浄機で水洗いすることで詰まったコンパウンドを楽に落とすことができます。ただし洗浄機のパワーによってはバフを傷めてしまう可能性がありますので、ノズルはあまり近付け過ぎないようにしてください。高圧洗浄機を当てる前に暫く水に浸けてふやせておくとより簡単に落とすことができるのでおすすめです。その後❸の工程も行ってください。

❸どちらもお持ちでない場合

コンプレッサーも高圧洗浄機もお持ちでない場合は手洗いでクリーニングしてください。バケツに水を張り、まずは水洗いで大まかな汚れを落とします。こちらもあらかじめ水に浸けておくとコンパウンドが落としやすくなります。その後水を入れ替えて洗濯用洗剤を適量入れて再度手洗いします。最後に水でよくすすいでから乾燥させます。

バフのクリーニングに関してはYouTubeに動画を何本かアップしておりますので宜しければご参考ください!

また保管についてですが、しっかり乾燥させてから直射日光と高温多湿を避けた場所で保管してください。乾燥不足のまま保管してしまうと特に夏場はカビが生えやすくなるのでご注意ください。

また、「車磨きの教科書」でも道具のメンテナンス方法をまとめて解説しておりますので是非チェックしてみてください!