こんにちは!WCです!
洗車だけじゃなく自分で磨きも行ってみたい
磨きをすると洗車で落ちない傷や水垢も取れるらしい…
カーケアに興味がある方はこのように考える方も多いかと思います。でも同時に次のような疑問や懸念もお持ちではないでしょうか?
どのバフを選べばいいかわからない
初心者で経験が無くても使えるのか
大切な愛車で失敗しないか心配
僕のところにもこういった声がよく届きます。そんなあなたの疑問にお答えします。
この記事の内容
❶ 車磨きはウレタンバフから始めましょう
❷ 初心者がウレタンバフから始めるべき理由3選
❸ ※でも注意点もあります
筆者である僕は兵庫県で6年以上カーケアショップを経営しています。これまでに中古車を中心にいろんな状態の車を何百台も磨いてきました。このブログやYouTubeでも磨きやコーティングについての情報を発信しています。気が付けばチャンネル登録者数は2万人、アップした動画も200本を超えました。
元々は僕も脱サラして今のショップを開業しましたが、当然僕も最初は経験ゼロからのスタートでしたので、少しでも僕の経験がこれから磨きを始めてみようという方の参考になれば幸いです。
車磨きはウレタンバフから始めましょう
結論を先に言ってしまうと、車磨きはウレタンバフから始めるのがおすすめです。
タイトルや見出しにもなっているので予想できていたかもしれませんね。素材がスポンジなのでスポンジバフとも呼んだりします。
車磨きの初心者の方やこれから始めようとされている方から、道具についてたくさん質問を頂きます。バフに関する質問で多いのが、どのバフで磨けばいいかわからないというものです。
その際に僕は「初心者の方であればまずはウレタンバフで磨いてみてください」とお伝えしています。
これは僕の過去の動画やこのブログの記事でもお伝えしていますし、YouTubeやDMでもよく質問を頂くのでウェブサイトのFAQのページにも載せています。
初心者の方でどのバフで磨けばいいかわからないという方は、まずはウールでなくウレタン!と覚えて頂ければと思います。
そしてこれはポリッシャーの種類に関わらずとりあえずはウレタンバフで磨いてみることをおすすめします。
初心者がウレタンバフから始めるべき理由3選
では続いて車磨きの初心者の方にウレタンバフをおすすめする理由を3つお伝えします。
まずは使いやすい(=簡単に使える)ということです。
ウレタンバフはウールバフに比べると研磨力は低く、ガンガン「磨く」訳ではありません。ですが、研磨力が低い分もの凄く使いやすいのです。なので初心者の方にも取り組みやすいのがウレタンバフなのです。
バフだけでなく、ポリッシャーやコンパウンドでも同じですが、研磨力の大きい道具は難易度が高く、反対に研磨力の小さい道具は使いやすいということが言えますね。
いきなり難しいウールバフを使って磨くよりは、難易度も低く使いやすいウレタンバフを使う方が初心者の方にはおすすめです。
続いて失敗が少ないということが挙げられます。
これは使いやすいことにも繋がるのですが、使いやすい=ということは失敗や事故が起こりにくいということも言えます。ウールバフを使うと焼き付きや塗装への絡みなど失敗や事故が比較的起こりやすいのですが、ウレタンバフだとその可能性はかなり低くなります。
ですので大切な愛車で失敗をしたくないという方や、初心者の方でまだ磨きの感覚が掴めていないという方は、失敗や事故が起こりにくいウレタンバフで磨きを始めることをおすすめします!
最後に「磨ける」ということです。
「ウレタンバフは使いやすくて失敗もしにくいけど研磨力が低いんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、確かにそれは事実です。事実なのですが、今まで磨きをやったことがない方にとってはウレタンバフで磨くだけでも大きな変化を感じられるはずです。
ですのでまずはウレタンバフを使って磨いてみて、ウレタンでもこれだけ綺麗になることを知って頂いた上で、必要であればそこからステップアップして頂けばよいと思います。
さらにウレタンバフにも種類があり、使い分けることで研磨レンジ(パワー)を変えることができます。
基本的にはスポンジが柔らかいほど、スポンジの目は細かく研磨力が低いです。反対にスポンジが硬いほど、目も粗く研磨力があるウレタンバフになります。
ですので、ウレタンバフだけでもいろんな研磨レンジを出せますし、組み合わせるコンパウンドによってもその幅はさらに豊富になりますので、まずはウレタンバフを使ってみた上でさらに必要であればウールバフの使用も検討して頂ければよいかと思います!
※でも注意点もあります
そんな初心者の方でも使いやすくて失敗も少ないウレタンバフですが、使用するにあたり幾つか注意点はありますのでお伝えしますね。
ウレタンバフには硬さと目の粗さによって種類があるとお伝えしましたが、組み合わせるポリッシャーによって使いやすい場合とそうでない場合があります。基本的には、
・硬い(粗い)ウレタンバフ×研磨力が強いポリッシャー
・柔らかい(細かい)ウレタンバフ×研磨力が弱いポリッシャー
の組み合わせが使いやすいと覚えておいてください。
特に研磨力が強いポリッシャーに柔らかすぎるウレタンバフで磨いてしまうと、ポリッシャーのパワーにスポンジが負けて潰されてしまってスムーズに磨けなかったりコンパウンドが絡んでしまったりします。ですのでウレタンバフとポリッシャーには相性があって上記の組み合わせが使いやすいということを頭に入れておいてくださいね。
次にコンパウンドの量についてですが、ウレタンバフを使うときは少なめで大丈夫です。
もちろんコンパウンドによって使用量の目安は変わるのですが、あまり量が多過ぎるとウレタンバフでもバフに絡んだり塗装面にこびり付いたりする可能性はあります。ですので、ウレタンバフを使用するときは基本的にコンパウンドは少なめと覚えておいて頂ければと思います。
最後に、綺麗なバフで磨くようにしてください。
ウレタンバフもウールバフと同様に磨きの作業を続けているとバフが汚れます。表面にコンパウンドが絡まって汚れた状態のバフでは本来の性能を発揮できませんので、綺麗で清潔なバフで作業を行うようにしましょう。
コンプレッサー等をお持ちでエアーを使える環境にある方はエアーガン等でバフのクリーニングをしながら作業すればよいのですが、そうでない場合は1台につき2~3枚ウレタンバフがあればよいかと思います。
さあ、やってみよう!
今回お伝えした通り、ウレタンバフであれば車磨きの初心者の方でも使いやすく失敗や事故も起こりにくいので十分取り組んで頂くことが可能です!
ウレタンバフの中でもスポンジが柔らかい方が研磨力が低くより使いやすいので特に初めての方にはおすすめです。是非実際に磨いてみてご自分で車磨きを体感して頂ければと思います!
ここでお知らせ!
当店取り扱っているカーケアブランドのTHE ONEから新しいウレタンバフが出ました!
ホワイトは最終仕上げ研磨向けのバフです。この記事でお伝えした通りスポンジがとても柔らかく目も細かいので初心者の方にも安心してお使い頂けます。
イエローはホワイトに比べるとスポンジも硬く目も粗い中間研磨向けのバフになります。ある程度の傷消しやカラーによっては仕上げまでこなせる万能のウレタンバフです。
画像タップで詳細をご確認頂けます!
この記事を読んで磨きに興味を持って頂いた方や、バフの事はわかったけどポリッシャーやコンパウンドについても知りたいという方は下に関連記事を載せておきますので是非そちらの記事にも目を通してみてください!
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手っ取り早く要点をサクッと学びたい方は車磨きの教科書と車磨きのコンサルがおすすめです。