こんにちは!WCです!
WC Worksのブログをご覧頂きありがとうございます!このブログでは誰にでも簡単に車を綺麗にできる方法やコツをお伝えしています。
今回は新商品のご案内です!
当店が代理店をさせて頂いているカーケアブランド「THE ONE」より、オリジナルロングウールバフが発売されました!
ロングウールバフって何?
自動車の塗装面の研磨用バフには大きく分けて2種類あります。ウールバフとウレタン(スポンジ)バフですね。ウールバフは羊毛バフともいいます。ロングウールバフは名前の通りこの羊毛の長さが長いバフの事です!
どれくらい長いの?
気になる毛足がどれくらい長いかですが、下の画像をご覧ください。
1枚目の画像が通常のウールバフ(ショートウール)で、毛足の長さは5mmです。
2枚目の画像が今回発売されたTHE ONE オリジナルロングウールバフで毛足の長さは15mmあります。1枚目に比べると3倍の長さですね。画像でもその違いがよくわかると思います。
ちなみに今回THE ONEから発売されたのは15mmですが、他のメーカーさんだともっと毛足が長いバフもあります。
ロングウールバフのメリットは?
ロングウールバフのメリットですが、ショートウールバフよりも研磨力があってバフ目も出にくいです。
毛足が長い分塗装面に接する面積が増えるため、研磨力がアップし毛も柔らかいため傷(バフ目)も入りにくいのです。毛の長くなるほど顕著になります。
あとは毛先が長い分バフのキレもとても良いので、ショートウールに比べて作業効率が大幅に上がります。
初期~中間研磨はもちろんのこと、バフ目も出にくいのでボディカラーによっては最終研磨までいけちゃいます!
ロングウールバフのデメリットは?
メリットを聞くとロングウール最高!ショートなんてもういらね!となると思いますが、当然メリットだけではありません。デメリットもあります。
最大のデメリットは耐久性が低いことです。
塗装面に接する面性が増える=毛に負担がかかる、ということですのでショートウールバフに比べて耐久性は低くなります。具体的には毛が抜けて少なくなってしまいます。
更にこまめにお手入れが必要なこともデメリットです。ロングウールはショートウールに比べてコンパウンドがバフに絡まりやすいです。汚れたバフでは力を最大限に発揮できません。
ですので磨きの最中にこまめにエアツールなどを使ってバフに絡まったコンパウンドを飛ばしてあげる必要があります。目安は1~2パネル毎くらいですね。
ロングウールバフはこんな方におすすめ!
おすすめしたい方
ロングウールバフですが、ショートウールバフに比べて研磨力がある上にバフ目も出にくいので、磨きの初心者の方に特におすすめです。
そしてロングウールは耐久性が低いのが難点ですが、一般の方で磨きをされる方は自分の車を磨いたとしても数カ月に1度程度だと思いますので、その程度であればロングウールの方がおすすめできるかと思います。
反対に1日に何台も磨くような業者さんの場合は、効率を落としても耐久性があるショートウールの方がよいかも知れません。全てロングウールで作業できればよいのでしょうが、それだと物凄い勢いでバフを消費してしまうと思います。コストと作業効率のバランスを考えると悩みどころですね。
おすすめしたいポリッシャー
そしてロングウールをおすすめしたいポリッシャーはギアアクションとダブルアクションです。特にダブルアクションにロングウールバフを組み合わせるとポテンシャルを発揮します。コンパウンドの組み合わせ次第ではシングルやギアを使わなくてもいいくらいです!
反対にロングウールバフはシングルアクションポリッシャーには不向きです。理由はシングルアクションだと研磨熱が高くなりますがこれが原因でロングウールの毛が焼き付いたり溶けてしまうのです。ですのでシングルアクションしかお持ちでない場合はショートウールを使われる方がいいですね。
・左からシングルアクション、ギアアクション、ダブルアクションポリッシャー
THE ONE オリジナルロングウールバフ発売中!
ここまで記事を読んで頂いた方はロングウールバフに興味を持って頂けたかと思います。そんなロングウールバフですが、当店のネットショップでも販売しています!
今月中旬の発売以来大変ご好評頂いてます!是非チェックしてみてください!
ちなみにショートウールバフやウレタンバフもあります。
当店のYouTubeチャンネルでもロングウールバフの解説をした動画をアップしてます!
バフのクリーニングについてはこちらの動画をご参考ください!