こんにちは!WCです!
今回はカーケア用品の商品レビューの記事になります!昔からある定番商品ですが、使い方を間違えると大切な愛車を綺麗にするどころか傷付けてしまう可能性もあります!この記事ではそうならないための正しい使い方をお伝えします。僕が一番大切にしている「車を傷つけない洗車」にも繋がりますので是非最後までご覧くださいね!
今日レビューするアイテムですが、こちらです!
はい、フクピカです。ソフト99さんから発売されている言わずと知れた昔からある超定番商品ですね。僕も学生の時はよく使っていました。カー用品店に行くと必ず置いてある商品です。フクピカだけでも何種類も商品がありますし、他のメーカーさんからも似たような商品が発売されています。なので今日はフクピカのレビューですが、類似商品も使用するときのポイントも同じだと考えて頂いて問題ありません。
拭くだけでピカピカ!ではない!
フクピカと聞くと「拭くだけでピカピカになる=拭くだけでおk!」と思われている方もおられると思いますが、ちょっと待ってください。
汚れたボディをフクピカで拭くと、ピカピカどころか傷だらけになってしまいます。
よーく考えてみてください。洗車しようとしている汚れたボディにいきなり拭き上げを行ったらどうなりますか?砂や埃を落とさずにクロスで拭いてしまったら・・・そう、傷だらけになります。
・間違ってもこんなボディをいきなりフクピカしてはいけません
おいおいそれじゃあフクピカなんてネーミング詐欺(?)じゃないか!と思られるかもしれませんがそんなことはありません。実は裏面にちゃんと書いてあるんです。
ほらね。写真の右上にがっつり書いてあります。しかも、風の強い日や砂埃の多いところでは使用しないとも書いてあります。これはいくらボディが綺麗でも作業中に埃が乗ってしまうと傷付けてしまう可能性がありますよということです。なかなか親切ですね。
ちなみにこの商品を買いに行ったときに類似の商品をいくつかチェックしましたが、全ての商品に同様の記載がしてありました。
実はここを見落として使っておられる方がたくさんおられるのではないかと思いますね。
フクピカの正しい使い方
汚れたボディにフクピカを使うとボディが傷だらけになってしまうとお伝えしました。ということは綺麗なボディに施工しないといけない訳ですが、ここからフクピカの正しい使い方をお伝えしていきます!
洗車をする
フクピカの裏面の注意書きには汚れが酷い場合はまず水洗いをすると書いてありますが、正直水洗いだけでは全ての汚れは落とせません。その残った小さな汚れが傷の原因になりかねないので、水洗いだけでなくシャンプーとすすぎも行いましょう。そして仮に水洗いだけで終わったとしても、しっかりシャンプーとすすぎまで行ったとしても、濡れた状態のままフクピカを施工すると染み込んだ洗浄液がムラになる可能性がありますので、拭き上げまで行ったボディに施工する方がより効果を発揮します。ちなみに水洗いだけ行って拭き上げるなんてのは言語道断ですので、結局洗車を一通り行ってから施工するということになりますね。
WCの洗車方法はこちら
左手はそえるだけ
洗車が終わったらいよいよフクピカを施工します。仕上がりアップのための一番のポイントは、力を入れ過ぎないということです。
力を入れ過ぎてしまうとムラが出やすくなります。そしていくら綺麗なボディでもゴシゴシ擦ってしまうとこれまた傷を付けてしまいます。
なので手の平全体、もしくは親指以外の4本の指で均等に優しく圧をかけて拭くイメージで作業するとうまくいくと思います。力を入れなくても手は沿えるだけでいいですよと。そういうことですね。
こまめに面を変える
もう一つのポイントは、こまめに拭く面を変えながら作業するということです。
正直、洗車後のボディにフクピカを使うと、洗車で汚れは落ちているのでフクピカのシートはほとんど汚れません。ですが、こまめに拭き取るシートの面を変えながら使いましょう。理由はフクピカをはじめこの手の商品はだいたいシートに洗浄液だけでなくワックスやコーティングなどの成分が入っています。しかしずっと同じ面で作業しているとその面はどんどん乾いてしまい、せっかくのワックスやコーティングなどの成分が塗布できなくなってしまうのです。ですのでシートは汚れなくてもこまめに面を変えて拭くことによって車全体に効果を持たせることができるという訳です。
目安としては、4つ折りで使用すると考えると2パネル毎くらいに面を変えて使うとよいかと思います。フクピカは一度使うと再利用できませんので、どうせ使うのであれば隅々まで使ってから処分しましょう。エコですね。
結局フクピカは何のため?
拭くだけでは綺麗にならないのなら、結局フクピカは何のために施工するの?と思られる方もおられると思います。そりゃそうです。肝心の汚れを落とすのは洗車ですからね。
ですがフクピカにもちゃんと施工する価値はあります。それは・・・簡易コーティングです!
上でも少し触れましたが、フクピカのシートには汚れを落とす洗浄液だけなく他にも成分が含まれています。たとえば最初に紹介した一番ベーシックなフクピカだと、成分は洗浄液と撥水レジン、光沢ポリマーとなってます。
レジンはガラスコーティングに含まれる成分で、字の通り撥水効果があります。ポリマーもコーティングの成分として使われ、艶を出したり小さな傷であれば埋めて目立たなくしてくれます。効果は長続きするとは言えませんが、定期的に施工することでボディを同じ状態に保つことができます。この辺は最近よく見るスプレータイプの簡易コーティングと同じですね。
なので、僕のおすすめのフクピカの使い方は、洗車後に簡易コーティングとして使用するのがベストかと思います。
ちなみにフクピカの商品を見てみると、この成分が強い(濃い)ものや、ワックス成分が入っているものなど、商品毎にボディのための成分が色々と含まれています。このあたりは自分の好みにあった商品を選んでくださいね。
ビフォーアフターはこちら!
ご参考までに、通常のフクピカのビフォーアフターをお見せします!撥水具合や艶の変化をご確認ください!
・撥水のビフォーアフター
まとめ
今回はカーケア用品の定番であるフクピカについてレビューしました!
汚れたボディにいきなりフクピカを施工するとボディは傷だらけになりますのでまず洗車をしてから施工するようにしましょう。フクピカの僕のおすすめの使い方は洗車後の簡易コーティングとして使うのがいいかと思います!
ちなみに僕が代理店を務めているカーケアブランド THE ONE でも、スポンジに付けて拭くだけでコーティング&小傷まで消せるができるアイテムがありますのでぜひチェックしてみてください!
今回の記事の動画はこちら!