こんにちは!WCです!
WC Worksのブログをご覧頂きありがとうございます。
このブログでは誰にでも簡単に車を綺麗にできる方法やコツをお伝えしています。
今日も磨きについての記事です!
前回の記事で磨きで使う道具を紹介しましたが、今日は実際の磨きの施工についてお伝えします。
・ボディもガラスも内装もこれ1本でまとめてOK!まさに魔法のコーティング剤!!
・あなたの洗車、間違っていませんか?かえって車を傷付けていませんか??
まずは部分磨きから!
一口に磨きといっても、車全体を磨くこともあれば、ボンネットやルーフ、ドア1枚など部分的に磨いたりもします。
ですが、いきなり車全体や1パネルなどの広い「面」を磨くのは難易度が高くなるので今日はピンポイントで傷のある部分を磨いて消す方法をご紹介します。部分的に磨く方法ですね。
シングルで傷消し!
まずは下の画像をご覧ください。
真ん中に1本線傷が入っているのが確認できるかと思います。
そこそこ目立ちますが、この程度の傷であれば少し磨けば消すことができます。
使用する道具ですが、シングルアクションポリッシャーにウールバフ、そして極細目のコンパウンドを使って磨きます。
ちなみにこの組み合わせが僕が使っている道具の中で一番研磨力のある組み合わせになります。なので塗装面の状態が悪くしっかり研磨が必要な車にはまずこの組み合わせでがっつりと磨いてます。
まずは、バフにコンパウンドをつけます。
30cm四方を磨くとしてこの程度あれば十分です。
シングルアクションの回転速度ですが、僕は常に一番低速で回して使っています。そしてバフもゆっくり動かします。職人さんによって意見が分かれると思いますが、僕はこの方法が一番バフ目が出にくいと思っています。
まずはポリッシャーを軽く回しながらコンパウンドを磨く部分に伸ばしていきます。先に伸ばしておくのは、あらかじめ磨く範囲にコンパウンドを付けておきたいのと、急に全開で回すとコンパウンドが周囲に飛び散る可能性があるためです。
こんな感じで伸ばします。
コンパウンドが伸びたらバフをゆっくりと動かしながら磨き込んでいきます。この時に、バフはゆっくりと動かすのですが決して止まらないようにしてください。
特にシングルアクションの場合は熱を持ちやすいので同じ部分を磨き続けると焼け付きやからみの原因となります。シングルの場合は回転方向に対して力がかかりますので、その力に合わせるように動かせばOKです。回転に対して無理に抵抗しようとし過ぎるとこれも焼き付きの原因になります。
磨きの目安ですが、コンパウンドが無くなって見えなくなるまで磨きましょう。コンパウンドが残った状態で終わってしまうと、残ったコンパウンドは時間が経つと固まるので仕上げの洗車を行う時に除去が面倒になります。
ただし、かといってコンパウンドが無くなってから磨き過ぎると塗装面を傷めてしまう可能性があるので注意しましょう。
最初にあった傷が消えたのが確認できると思います。塗装面に艶も出ました。
本来であればこの状態だとまだバフ目が残っているので仕上げの磨きを行うのですが、今日は部分的に傷を消すのが目的の磨きですので、仕上げの磨きについては省きます。
ギアでも傷消し!
次に、下の画像の傷を消します。
この傷は前回の記事で紹介した磨きが初めての方にも使いやすいおすすめの組み合わせである、ギアアクションポリッシャーにウールバフ、そして先程と同じ極細目のコンパウンドで磨きます。
あまり深い傷やウォータスポットはギアアクションでは消せないのですが、この画像程度の傷であれば綺麗になると思います。
磨き方はシングルと同じでコンパウンドを伸ばしてから無くなるまで常に手を動かしながら磨き込みます。
綺麗になりました。
ギアアクションの場合はシングルと違って回転が複雑ですのでバフが暴れることもなく本当に使いやすいです。この程度の傷であれば初めての方でも安心して簡単に消せますよ。小傷等でお悩みで自分の手で綺麗にしたいという方は是非一度お試しくださいね。
まとめ
今日は傷をピンポイントで消す磨きを紹介しました。
小傷の1つや2つを消す程度であれば以前の記事でも紹介した手磨きでも消せないことはないのですが、機械に比べると効率が悪いですしムラにもなりやすいです。
残念ながら道を走るだけでも小傷はできてしまいますので、自分の手で定期的に綺麗にしたいという方はポリッシャーを購入されてもよいかと思います。
ちなみに、磨きには今日紹介した方法以外にも色んなやり方がありますし、職人さんによっても使う道具や考え方が変わってきます。僕がお伝えしているのはあくまでも僕が一番だと思っている方法になりますのでよろしくお願いします。
次回はガッツリ面を磨きます!
今日の記事の動画はこちら!