こんにちは!WCです!
今回は新車時に施工しておくべきカーケアについてご紹介します!お車が一番きれいな新車時に施工しておくことで、劣化を遅らせより長く綺麗な状態を保てるようになります!
このブログや僕のYouTubeチャンネルのテーマでもある「自分の手で愛車に綺麗に長く乗り続ける」に繋がるポイントですので最後までご覧ください!
「新車時に」がポイント!
さてこれから5つのカーケアを紹介していきますが、「新車時に」施工することがポイントです。車は工業製品です。僕は工場での生産が終わった瞬間から劣化が始まっていると思っています。なので劣化がほとんど進んでいない綺麗な新車の状態でこれから紹介するカーケアを実施することで、経年劣化によるダメージの蓄積を遅らせて少しでも長く新車に近い状態を保ちましょうということですね。
もちろん経年車に施工しても効果はあるのですが、新車時の同様のコンディションには中々戻せませんのでその旨ご理解くださいませ。
シートカバー
まず1つ目のカーケア、というかアイテムですが、シートカバーです!
最近の新車は標準装備やオプションで本革や合成皮革のシートの設定がある車種もありますが、ファブリックシートの車が大半です。特に国産車は高級車以外はほぼファブリックですよね。
ファブリックシートはコスト面などではメリットもあるのですが、お手入れの面ではデメリットしかありません。ファブリックシートにジュースやコーヒー、スナック菓子などをこぼしてしまった場合、生地に入り込んでしまって綺麗に取り除くのが難しくなります。ご家族、特に小さなお子様がおられる読者の方は一度は経験されたことがあるのではないでしょうか?そしてそれをそのまま放置してしまうとシミや悪臭の原因になってしまうこともあります。
一方本革や合成皮革の場合、汚してしまってもすぐに水拭きをすれば大体の汚れは取れますのでお手入れがもの凄く楽です。衛生的にもこちらの方がいいですよね。そして僕は個人的には見た目も皮の方が好きです。
そんな機能も見た目もメリットが多い皮のシートをファブリックシートでも簡単に楽しめるのがシートカバーなのです。現在はいろんなメーカーさんから車種別にたくさんの商品が出されています。カラーや価格帯も豊富に揃っていますので、お好みやご予算にあった商品が見つかると思います。
新車でファブリックシートが綺麗なうちにシートカバーで覆って汚れからカードしてしまおうという訳ですね。ついでにドレスアップにもなるので一石二鳥です。
しかも、シートカバーの場合は気に入らなかったり劣化して傷んできてもまた交換できます。これも大きなメリットですね。
・シートカバーのサンプル画像。純正かと思うくらいのクオリティですね。
ただしあまり安すぎると見た目も安っぽいですし元のシートとのフィット感もなく後悔することが多いので、そこそこ値段がするもの(コンパクトカーで2万円程度)を選ぶか、売れ筋の商品を選ぶ方が間違いないかと思います。
参考までにシートカバーの取付屋さんが比較サイトを公開されていたのでリンクを貼っておきます。
ちなみに、最近のファブリックは防水/撥水加工を謳っているものもありますが、効果があるのはしばらくの間だけだと思います。特に運転席のシートはずっと触れますので長持ちはしないと思います。
コーティング
2つ目の新車時に実施しておくべきカーケアはコーティングです!こちらはお車を購入時に販売店さんでオプションとして勧められたことがある方も多いと思いますので予想できた方も多いかと思います。
新車時のボディが綺麗な状態でコーティングを施工することによって、汚れや紫外線などのダメージの蓄積を遅らせて長く綺麗に長く保てますよということですね。
そして施工する側としては新車の方が経年車より施工が何倍も楽という面もあります。
新車に施工されたガラスコーティング。綺麗ですね。
ちなみにガラスコーティングはDIYで施工すれば費用もグッと抑えられる上に大切な愛車への愛着も増すこと間違いないのですが、今回のテーマから外れるので別の記事で詳しく解説します。
この方法でDIYでのガラスコーティングの失敗は無くせます【これだけ】
またコーティングと聞けばボディの塗装面をイメージされる方も多いと思うのですが、コーティングを施工しておくべきなのは塗装面だけではありません。さらに言えば塗装面はクリアコート(トップコート)が吹いてあるのでその時点である程度の防御力は備えています。それをさらに強くするためにコーティングを施工する訳ですね。
それでは塗装面以外にコーティングを施工しておくべき部分を順番に解説します!
ガラス
まずは窓ガラスです!窓ガラス、特にフロントガラスは水が残りやすく経年劣化とともにウロコができやすいです。新車の綺麗なガラスの時にコーティングを施工しておくことによって水が残りにくくなりウロコの発生を軽減することができます。そしてボディのコーティングと同じでガラスの表面が綺麗な状態で施工しないと効果を100%発揮できません。
ちなみに雨やワイピングでダメージを受けやすいフロントガラスはコーティングの効果も比較的被膜が弱くなりやすいのですが、それ以外のガラスはフロントガラスに比べるとダメージを受けにくいので一度施工して被膜を形成すると効果が長持ちしますよ。
・ガラスの中でもフロントガラスは特にダメージを受けやすいです
ここでの窓ガラスのコーティングとは販売店さんだと2万円~で持続期間が1年程度の商品のことです(ガ○コとかではない)。ちなみにこのコーティングも自分で施工すればグンと費用を抑えることができます。
樹脂パーツ
続いてコーティングで保護しておくべきなのは樹脂パーツです。個人的にはここに一番コーティングして欲しい。理由は最近の車は外装に樹脂がよく使われています。ピラー、フェンダー、モール等…塗装してあればまだよいのですが、大半は樹脂の素材が剥き出しになっておりそのままだと遅かれ早かれ経年劣化で白化してしまうからです。古くなった樹脂の部分が白くなった車を見たことがある方も多いと思います。
・白化した未塗装樹脂。いかにもみすぼらしいですね。
劣化を完全に避けることはできませんが、コーティングを施工しておくことによって紫外線や雨から保護しダメージの蓄積を遅らせることはできます。ちなみに樹脂の部分であればボディ用のガラスコーティング剤が使えることが多いので、販売店に施工してもらう場合は樹脂の部分も塗布するようにお願いするか、自分で溶剤を購入して施工すればOKです。塗装面と違って樹脂の部分は拭き残しも目立ちにくいので施工も簡単です。また未塗装樹脂復活剤も市販されていますので、そのような商品を使って黒い状態をキープするのもよいですね。
ヘッドライト/テールライト
そしてヘッドライトやテールライトにもコーティングを施工しておきましょう。
昔はライト類はガラスでしたが、現在の新車はほとんどプラスチック製のものになっています。プラスチックはコストが低く抑えられる上にデザインの自由度が高いのですが、その反面紫外線などのダメージに弱いです。特に最近の車は弱い気がしますね。
・黄ばんで曇ってしまったヘッドライト。見かけたことありますよね。
どのタイミングで黄ばんだりくすみ始めるのかは保管状況によって大きく変わります。あとは日光の当たり方でも変わってきますね。片目だけ曇ってる車もよく見ます。
が、これも新車の綺麗な状態でコーティングをして保護しておけば、その劣化を遅らせることができます。ライト類もプラスチックですので樹脂パーツと同様ボディ用のガラスコーティングが使える場合が多いですし、ヘッドライト用のコーティング剤も販売されています。
磨き
新車時に施工しておくべきカーケアの3つ目は磨きです!新車なのに磨くんかーいと思われる方もおられると思いますが、実は新車でも磨きを入れた方がいいのです。
車がメーカーの工場で生産されてから僕たちの元に納車されるまでの工程は一台一台異なります。例えば、人気車種でオーダーから納車まで何カ月も掛かるような車の場合は工場出荷されてから比較的早くオーナーの元に届くでしょう。ですが、そこまで人気のない車やカラーなどで在庫からあるような車の場合、オーダーから納車までは早いかもしれませんが、生産からは時間が経っている場合があります。数カ月間の屋外保管だった可能性もあり、そんな車は「新車」とは言え既に雨風のダメージを受けています。また、輸入車の場合はどれだけ生産されてすぐ出荷されても海上輸送のリードタイムがかかります。これも場合によっては数カ月かかることもあります。
ですので新車でもウォータスポットまみれの車なんてザラにあります。もちろん納車前に磨いてくれる販売店さんもありますが多くはないでしょう。ガラスコーティングも綺麗なボディに施工してこそ本来の性能を発揮しますので新車でも磨くことをおすすめします。
・新車も磨きましょう
ただし磨くといってもウールバフでかっつり磨き込む訳ではありません。ウレタンバフで表面を少し撫でて整えるイメージです。これだけで全然違います。
新車の磨き動画はアップしてますのでリンク貼っておきます。
エンブレム剥がし
4つ目はエンブレム剥がしです!これはやるやらないは好みが分かれるところなのですが、エンブレムの隙間はマメに洗車をしていても時間の経過とともに少しずつ汚れが蓄積していきくすんできます(特に濃色は目立ちます)。
ですので綺麗な新車の状態で汚れてしまう前に外してしまおうということですね。しかも新車であれば両面テープの糊も柔らかいので経年車に比べると簡単に剥がすことができます。経年車で後から剥がそうとすると、糊が固まっているので時間がかかりますし汚れた部分の磨きも必要なりますので、外すのであれば新車の時に施工することをおすすめします。
・黒の経年車のエンブレム周り。こうなってから綺麗に剥がすのは面倒です。
それと、これは個人的な意見ですがエンブレムやグレードが付いていない方が僕はすっきりしていてかっこいいので好きなのです。なので僕はドレスアップの面からも外すようにしています。エンブレム剥がしのやり方は次回の記事で詳しく紹介します。動画は既にアップされていますのでご参考ください。
ステッカー剥がし
最後はステッカー剥がしです!
ステッカーもエンブレムと同様に淵に汚れが溜まりやすいのと、ステッカーは時間が経つと表面が剥げてきてかなりみすぼらしくなってしまいます。
・経年劣化で剥げてしまったステッカー。残念です。
そしてエンブレムと同様時間が経つほど糊も固まって剥がしにくくなるので、僕は剥がしやすい新車の内にとっておくことをおすすめしています。
それと個人的にはこのステッカーも貼っていない方がリアビューがすっきりして好きなので、ガラスコーティングの施工シールなども僕はすぐ剥がすようにしています。
ステッカー/エンブレムあり or なし どちらがお好みですか??
まとめ
今回は新車をより綺麗に長く乗るために新車のうちに施工しておきたいカーケアを5つご紹介しました!
ただし当然ですが今日紹介したカーケアをやっておけば綺麗に乗れる!訳ではありません。一番大切なのはこまめに洗って綺麗にしてあげることです。洗車をして汚れを落としてあげることによって汚れが付きにくくなるのです。そして今日紹介したカーケアを施工しておくと汚れが更に付きにくくなったり溜まりにくくなるという訳です。
今日の記事の動画はこちら!