こんにちは!WCです!
この記事は次のような方におすすめです。
車磨きを始めたいけど何から始めていいかわからない
初心者におすすめのコンパウンドやバフが知りたい
作業に慣れてきたので次のステップに進みたい
車磨きの初心者の方は道具が多過ぎて何から使っていいかわからないという方も多いかと思います。この記事は初心者の方向けに、次の3つのレベルに分けておすすめのコンパウンドとバフを紹介します。
❶超初心者レベル(まだ作業経験も道具もない)
❷初心者レベル(作業経験も道具もアリ)
❸もうすぐ中級者レベル(そろそろ目消しデビューか?)
仮にあなたがまだ❶のレベルなのであれば、❶→❷→❸と順番にステップを踏んで頂ければと思います。この順番で作業して頂ければ、安心安全に磨きの作業に慣れてくるはずです。
ちなみに筆者である僕は兵庫県で7年以上カーケアショップを経営しており、これまで何千台もの車を磨いてきました。このブログやYouTubeで磨きやコーティングについての情報も発信しています。気が付けば動画は200本以上、チャンネル登録者様数は2万6千人を超えました。
元々は僕も脱サラをして今のショップを開業しましたが、当然僕も最初は経験ゼロからのスタートでした。少しでも僕の経験と知識が参考になれば幸いです。
超初心者レベル
まだ作業を行ったことがない場合は、道具も揃っていない方もおられるかと思います。ポリッシャーを購入しようかどうか迷っている場合は、まずは上記の組み合わせで手磨きで作業してみてください。まだポリッシャーはなくてもOK。手磨きはコンパウンドとスポンジがあればできますので磨きの入り口としておすすめしています。
バーサタイルとポリテックスどちらのコンパウンドも研磨剤入りのコーティングとなっており、1本で研磨とコーティングが同時に行えます。研磨剤が入っているといっても柔らかく小さいものですので切削能力は高くありませんし、コーティングも同時に行ってくれるので磨きムラも発生しにくいので初めての作業にピッタリです。
このコンパウンドはどちらもボディが乾いた状態(ドライ)だけでなく濡れた状態(ウェット)でも使用できます。手磨きでの作業であればウェットがおすすめです。
作業は洗車時にシャンプー後のすすぎが終わって拭き取り前に行ってください。コンパウンドをスポンジに適量付けたら、ボディを優しく擦ります。小さく円を描くように作業するとより仕上がりが均一になります。作業が終わったらすすいでから拭き取れば完成です。
手磨きだと侮るなかれ。研磨力は小さいですが磨きが初めての方にとってはこれだけでも劇的な変化を感じられるはずです。
バーサタイルは先日お試しサイズがリリースされました。お値段もお手頃ですのでとりあえず試してみたいという方におすすめです。お試しサイズですが数台分作業可能ですよ。
スポンジをウレタンバフの代わりに使うのですが、バフと同じ素材のTHE ONE のスポンジでもOKですしポリテックスにも手磨き用にスポンジが同梱されています。
文章だけでは作業のイメージが掴みにくい方は動画でもどうぞ。
初心者レベル
続いて、磨いた経験は何度かあって道具も持っている、という初心者の方向けのおすすめのコンパウンドとバフを紹介します。
ポリッシャーは僕が別の記事や動画でいつも初めての1台におすすめしている京セラ(旧リョービ)のダブルアクションポリッシャーであるRSE-1250の使用を前提としています。
そんなあなたにおすすめのコンパウンドとバフは…
【コンパウンド】THE ONE SAVIOR もしくは 3M ウルトラフィーナ グロスアップ
とりあえず道具も磨いた経験もあるよ、という方は上記の組み合わせで磨いてみてください。僕は道具選びで迷ったらとりあえずは研磨力が弱い組み合わせで磨いて様子を見てください、とお伝えしています。上記の組み合わせがそれにあたります。
コンパウンドは最終仕上げ用の研磨剤が細かいもの、ウレタンバフも目が細かく柔らかいタイプになります。研磨力が弱い方が失敗や事故を起こすリスクが低いですし、必要以上に塗装面を削ることもないので人にも車にも優しいのです。
磨きに慣れて感覚が養われてくれば状態を見ればどの組み合わせから始めるべきかわかるようになるのですが、それまではとりあえずは弱い組み合わせで磨いてそれで綺麗になればOK、もしダメなら組み合わせを少し粗めに変えてみればよいのです。
ちなみに最初に紹介したTHE ONE VERSATILE や ポリテックスをコンパウンドとして使用してもOKです。ただしポリッシャーで使用する場合はボディはウェットではなくドライで施工してくださいね。
こちらも作業の様子を収めた動画があります。僕は新車を磨くときは基本的にこの組み合わせで磨いています。
もうすぐ中級者レベル
作業にはかなり慣れてきた、研磨力が低いコンパウンドとバフだとやっぱりそこまで磨けないな、そろそろ目消しデビューか…と感じているあなた向けのおすすめの組み合わせは…
【コンパウンド】THE ONE MESSIAH からの THE ONE SAVIOR もしくは 3M ハード2 からの3M ウルトラフィーナ グロスアップ
そろそろ研磨力を上げて磨いてみたいという方向けの組み合わせです。
まず初期研磨(1回目の磨き)はコンパウンドは先程より粗めのコンパウンドを使います。ウレタンバフも少し硬く目も粗いものを使います。
このコンパウンドとバフにRSE-1250を組み合わせて磨くと、先程より研磨力がアップしますが濃色のソリッドカラーであればバフ目が出るかと思います。
そこで最終研磨(2回目の磨き)で仕上げ用のコンパウンドとバフを使って目消しを行います。
ただ初期研磨だけでもポリッシャーがRSE-1250であれば、濃色のソリッドカラーでなければバフ目はほぼ出ない(わからない)レベルまで仕上がるかと思いますので最終研磨は必要に応じて行ってください。
こちらも作業のイメージトレーニングは動画でどうぞ。
まとめ
ということで今回は初心者の方向けに3つのレベルに分けておすすめのコンパウンドとバフの組み合わせ方を紹介しました。この次のレベルとしてはさらにバフ目が出やすくなるウールバフを使ったりコンパウンドも粗いものを使われるとよいかと思います。
このブログでは他にも磨きに関する記事をたくさん公開しております。自分で車磨きをやってみたいという方はぜひ関連記事にも目を通してみてくださいね。
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