こんにちは!WCです!
昨今の洗車ブームもあり、高圧洗浄機をお使いの方もたくさんおられるかと思います。そして高圧洗浄機と聞いてまず頭に浮かぶのはケルヒャー!という方も多いのではないでしょうか。ケルヒャーの高圧洗浄機をお使いのあなた、このように感じておられませんか?
✅ケルヒャーの高圧洗浄機の純正ホースが使いにくい!
✅ケルヒャーじゃないけど同感です
✅もし解決策があるなら知りたい!
この記事ではそんなあなたの疑問にお答えします。
✔この記事の内容
◉ケルヒャーの純正ホースは欠点だらけ!【3選】
◉悪化の一途なので交換しよう!
◉おすすめの社外ホースはこれ!
筆者である僕は兵庫県で8年以上カーケアショップを経営しています。これまでに何千台も車を磨いてきました。このブログやYouTubeでも車磨きやコーティングについての情報を発信しています。気が付けばチャンネル登録者数は2万6千人、アップした動画も230本、総再生回数は700万回を超えました。
そして磨きやコーティングの前後には必ず高圧洗浄機を使って洗車をしますから、施工した台数の倍以上は高圧洗浄機を使ったことになります。使い倒して壊れてしまった高圧洗浄機も数知れません。
ちなみに高圧洗浄機に関する他の記事もアップしておりますのでぜひそちらもご覧ください。
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まず始めに、今僕が使っているケルヒャーの高圧洗浄機はK5のプレミアムサイレント(旧モデル)というモデルですが、この記事の内容は他のケルヒャーの家庭用高圧洗浄機のモデルの純正ホースにも言えることですし、他のメーカーの純正ホースにおいても同様の場合が多いです。ですので高圧洗浄機の純正ホースでお悩みの方は是非最後までご覧になって頂ければと思います。共感できる部分が多いはず。
巻きグセが凄い
まず最初の欠点が、巻きグセが凄いということです。僕が使っているK5のホースはリールで巻き取るタイプなのですが、とにかくクセが付きます。
上の画像は使用前にリールからホースを出している時のものですが、ご覧の通りくるくると巻きグセが付いた状態で出てきます。当然このままの状態では使えませんから、捻ったり引っ張ったりして伸ばしてから使うのですが、車両の周りを移動したりするとすぐにまたくるくるの状態に。特に上位モデルでホースが長い場合は顕著です。リールが無いモデルの場合でもホースを真っすぐ伸ばした状態で保管しない限りクセが付きます。
ちなみに僕は出張施工用にコンパクトなK2クラシックも使っています。こちらのモデルのホースは5mとK5の半分以下ですが、それでもクセが付いてます。
とにかくクセまみれなんじゃ。
そして「癖」なので付いてしまったものは取れません。
「高さ」が生まれてしまいボディに当たってしまう
二つ目の欠点ですが、ホースに「高さ」が生まれてしまうということです。これは一つ目の巻き癖が原因でもあります。この高さが厄介で、洗車をしていると巻き癖によって高くなった部分がボディに当たりそうになるんですよね。
上の画像を見て頂きたいんですが、右の丸の部分は今にもボディに当たりそうになっていますよね。左の丸はこの状態では大丈夫ですが、少し動いてホースの向きが変わるとこの部分も立って干渉してしまうおそれがあります。
本来であれば都度都度巻き癖を直してから使うべきなのですが、既にお伝えした通り癖を直しても動くとまたすぐに戻ってしまうのでキリがないのです。なのでボディに当たらないよう細心の注意を払いながら作業しないといけないのですが、これだと一番の目的である水洗いに集中できませんよね。
硬い
そして最後の欠点がホースが硬いということです。具体的にはホースの外側の黒いプラスチックの部分ですね。ここがとにかく硬いです。硬すぎる。
実は最初の二つの欠点も元を辿ればこのホースの硬さに原因があるのです。
●ホースが硬い → 巻き癖が付く → 癖によって高さが生まれる
悪循環ですね。
ちなみに僕のK5のホースの一部は硬い&一か所に負荷(癖)が掛かり過ぎて破損してしまいました。
テープで補修しながら使っていましたが癖のせいでまたすぐに破れてしまいます。幸い、画像にも見えている中の白い部分までは破れなかったので水漏れ等の症状はありませんでしたが。
この硬さなのでしなやかさとは無縁ですし、リールタイプでなければまとめるのも一苦労ですので収納にも難ありです。
悪化の一途なので交換しよう!
このような欠点が原因で純正ホースが使いにくいと感じておられる方も多いかと思います。そのまま使い続けてもよいのですが、先に説明した通り使い続けると症状は悪くなる一方です。何よりホースが原因で一番の目的である洗車に集中することができなくなってしまい本末転倒です。さっさと別のホースに交換してしまいましょう。
別のホースと言っても新しい純正のホースに交換しては意味がありません。社外品です。純正品ではないと不安という方もおられるかもしれません。たしかに一口に社外品と言ってもいろんなホースがありますので悪い商品があるのも事実ですが、良い社外品は純正よりも圧倒的に使いやすいのです。おすすめの社外ホースについてはこのあと解説しますね。
そして「交換」と聞くと難しいと感じて抵抗がある方もおられると思いますが、交換に特別な道具は必要なく簡単な手作業で行えますのでご安心を。力がいる訳でもありませんので余程のことがない限りDIYで交換可能かと思います。
上の画像のようにケルヒャーに関しては本体側、ガン側共に手作業で交換できるものばかりだと思います。少なくともK5とK2クラシックに関しては工具は一切必要ありません。以前使ったことがあるヒダカも同様ですね。
おすすめの社外ホースはこれ!
では純正/社外品たくさんあるホースの中でおすすめのホースはこちら!
トータルメンテさんから発売されているしなやか高耐久ホースです!
このホースは知る人ぞ知るアイテムで、いろんなブログやYouTubeなどでも紹介されている鉄板アイテムです。
発売元のトータルメンテ(トータルビル用品)さんは高圧洗浄機のスペシャリストで、交換用ホースだけではなくトリガーガンやランス、そして高圧洗浄機本体の販売を家庭用だけでなく業務用でも行っている東京の会社です。
業務用向け高圧ホースのノウハウを家庭用の高圧洗浄機にも活かしたのがこのしなやか高耐久ホースになります。
安くはないが間違いない
まずはじめに価格についてですが、安くはありません。対応するモデルやホースの長さによって変わりますが、ケルヒャー用で一番短く最安値の5mのホースでも6,000円以上します。
社外品のホースは安いものだと2,000円以下でも販売されていますから、それに比べると3倍以上しますので決して安いとは言えません。ですがその分性能や使い心地に間違いがありません。
この価格帯にも関わらずいろんなところで支持されているのは価格差を余裕でカバーできる満足感を得られる方が多いからだと思います。
低価格のホースに惹かれて購入したものの純正以上にクセまみれの使い物にならないホースが届いてしまったら元も子もありません。実際そういったホースがあるのも事実です。
僕も購入する前にいろんなホースを検討しましたが、価格ではなく評判でこのホースに決めました。せっかく買うのであれば失敗したくありませんからね。
とにかくしなやか
使ってみて最初の感想は、名前の通りとにかくしなやか!ということです。硬くない。下の画像をご覧ください。
純正ホースとしなやか高耐久ホースをそれぞれ地面に置いている画像ですが、この画像だけでもしなやかさが一目瞭然かと思います。そして一番の欠点であった巻き癖が付かない!
大袈裟ですが純正ホースが柔らかめの棒で、しなやか高耐久ホースはムチを扱っている感覚です。しなやかさとはこういう事なんですね。重さは純正より若干重く感じます。
またホースがしなやかで常に地面を這ってくれるので、巻き癖から生まれる高さもなくボディに当たる心配もありません。
スイベルでさらに快適に!
このしなやか高耐久ホースはホースだけでも十分その違いを感じることができると思いますが、オプションであるパーツを追加するとさらに作業が快適になります。それが「スイベル」と呼ばれる部品です!
スイベルはガン側のホースの先(カプラの手前)に付ける部品です。作業中に動いたり、ホースを巻き取ったりするとホースに負荷がかかりがねじれてしまいますが、スイベルは負荷が掛かると左右どちらの方向にも回転してホースに掛かるねじれを逃がしてくれるのです。
ですのでスイベルが付いていることによって元々しなやかなホースがさらにねじれることが無くなり、さらに巻き癖が付きにくくなるという訳です。
個人的にはこのスイベルが相当いい働きをしてくれていると思っています。そして他のホースとの一番の違いかも知れません。スイベルはオプションなので付けると2,000円程度高くなりますが絶対に付けたほうがいいですね。本当にストレスフリー。
洗車をもっと楽しく
ということで今回はトータルメンテさんのしなやか高耐久ホースのレビューを紹介しました。ケルヒャーあるあるでもある純正ホース問題ですが、このホースを使うと全て解決できます。余計なことに気を取られなくて済むので本来の目的である洗車がもっと楽しく快適になります。
しなやか高耐久ホースの詳細はこちら
ちなみに僕が購入したのは「スイベル付 ケルヒャー K 5.900 サイレント 交換用 高圧ホース 13m(リールクイックタイプ) 互換 ケルヒャー Kシリーズ リール 5900 高圧洗浄機」になります。同じK5をお使いの方はこちらをお使い頂いても構わないですし、ホースの長さを変えることもできます。ケルヒャーの他の機種をお使いの方はサイトから案内に沿って選択していけばお使いのモデルに合わせたホースが選べるようになっています。
ケルヒャーだけでなくリョービやヒダカ等他のメーカーにも対応しておりますので、ケルヒャー以外のメーカーをお使いの方で同様の症状にお悩みの方も是非チェックしてみてくださいね。上の画像をタップ/クリックでメーカーさんの販売ページに飛べます。
値段は安くありませんが、もっと快適に洗車をしたい方にとっては安い投資だと思います。そしてスイベル付きを選ぶことを激しくおすすめします。
今回の記事はYouTubeで動画もアップしております。ホースの動きや交換手順など動画の方がわかりやすい部分もあるかと思いますのでぜひそちらもご覧ください!