こんにちは!WCです!
WC Worksのブログをご覧頂きありがとうございます。このブログでは誰にでも簡単に車を綺麗にできる方法やコツをお伝えしています。
今日は磨きについての記事です!
以前の記事で磨きとは何ぞやということをお伝えしましたが、今日は磨きで使う道具をご紹介したいと思います。
磨きでは主に3つの道具を使用します。
1つ目はポリッシャーです。研磨機ですね。
2つ目はバフです。ボディと接する道具ですね。ポリッシャーで回して使います。
3つ目はコンパウンド、研磨剤です。コンパウンドをバフに付けて磨きます。
以前紹介した手で磨く方法もありますが、手作業だとどうしてもムラが出てしまいます。特にボンネットやドアなど平面を磨く時は機械を使った方が仕上がりも効率も圧倒的によくなります。
それではそれぞれの道具を詳しく説明していきます。
道具①.ポリッシャー
ポリッシャー(研磨機)は3つの種類に分けられます。
シングルアクション
まず、シングルアクションのポリッシャーです。
このポリッシャーは回転軸が1方向(シングル)しか回転しません。3つのポリッシャーの中で一番研磨力が強いポリッシャーですね。表面が傷んだ経年車などガッツリ研磨する時に使用します。
ただし、研磨力が強い分、使うのは一番難しいポリッシャーです。使いこなすにはある程度慣れが必要になります。
僕が使っているのはコンパクトツールのC-201です。業界では定番商品ですね。回転速度は5段階に調節できます。
ギアアクション
もう1つのポリッシャーはギアアクションです。
ギアアクションはシングルとは異なり、軸は複雑に動きながら回転します。
研磨力はシングルに比べると劣りますが、初めての方でも使いやすいポリッシャーです。軽度の傷であればこのポリッシャーだけでも十分綺麗になりますよ。
僕が使っているのはコンパクトツールのG-150Nです。このギアアクションは回転速度1つのみです。
ダブルアクション
最後はダブルアクションのポリッシャーです。
研磨力は一番弱いですが、その分一番使うのも簡単なポリッシャーです。
僕は径が小さいエアツールの942を使っています。
ほとんどシングルとギアで作業することが多いですが、細かい部分の磨きや仕上げでダブルアクションを使っています。エアツールですので空気の量を調整することによって回転速度を変えることができます。
・集合写真。状態に合わせてこの3種類のポリッシャーを使い分けて磨きます。
道具②.バフ
次にバフをご紹介します。
バフはポリッシャーのパッド大きさによってバフのサイズも変わるのですが、種類は2種類だけです。
ウールバフ
1つはウールバフです。毛が付いているバフですね。
ウレタン(スポンジ)バフ
もう1つはウレタンバフです。表面はスポンジになっています。
どのサイズのバフでも言えることですが、ウールバフの方がウレタンバフより研磨力は強いです。
ではどういう時にウレタンバフを使うかというと、ウールバフで磨いた跡(バフ目)を消すためだったり、塗装面に艶を出すためにウレタンバフで磨きます。あとは新車などボディの表面が綺麗な車の場合はいきなりウレタンで磨いたりもしますね。
道具③.コンパウンド
最後にコンパウンド(研磨剤)をご紹介します。
コンパウンドは種類によって研磨剤の粒の大きさが変わります。粒が大きい程切削力は高くなりますが、その分磨いた跡の表面は粗くなります。反対に粒が小さい程切削力は低くなりますが、表面の仕上がりはきめ細やかになります。
極細目
超微粒子
極細目の目消しや艶出しのときに使うコンパウンドです。こちらも3Mの商品です。新車を磨く場合は超微粒子だけで仕上げることが多いです。
ポリテックス
超微粒子サイズの研磨剤にポリマー成分が入ったコンパウンドです。
磨きながらポリマー加工をしてくれるので、細い傷はポリマーで埋まって見えなくなり、表面を加工して撥水コーティングをしたような仕上がりになります。これはダイホー産業の製品です。
僕はこの3種類のコンパウンドをポリッシャーとバフに組み合わせて使っています。
おすすめの組み合わせは?
磨きでは、ボディの状態に合わせてこの3つの道具を組み合わせて使います。
それぞれの道具も数種類に分かれていますので、かなりの組み合わせが存在します。では、これから磨きを初めて行う方におすすめの組み合わせは何かというと、、、
ギアアクションポリッシャー × ウールバフ × 極細目コンパウンド
です!
僕は個人的にはこれが初めての方にも扱いやすく、ある程度研磨力もあり、艶も出せるよい組み合わせだと思っています。
更に、研磨力の強いウールバフですがギアアクションポリッシャーですのでソリッドカラーの黒とかでなければバフ目も出にくいです。
この組み合わせでも十分ウォータスポットや小傷は消すことができますし、ボディに艶も戻り光らせることができますよ。
まとめ
今日は磨きに使う道具と、初めての方にもおすすめの組み合わせをご紹介しました。
これから磨きをやってみようと思っている方に少しでも参考になれば幸いです。
今後磨きの施工の記事もアップしますので是非そちらもご覧ください。YouTubeのチャンネルでは既にアップしているのですぐにご覧になれます!
今日の記事の動画はこちら!