WC Worksのブログをご覧頂きありがとうございます。
このブログでは誰にでも簡単に車を綺麗にできる方法やコツをお伝えしています。
夏が近づき、どんどん暑くなってきましたね。これから洗車屋にとっては作業がしにくい季節がやってきます。。。
以前の記事「これが本当の洗車日和だよ!」で絶対に洗車をやってはいけないのは真夏の炎天下ということをお伝えしています。
今回はもし真夏の炎天下で洗車をするとどうなるのかを検証します!
車によろしくないのを覚悟の上で作業します。あえてね。
さて、洗車する条件ですが、天気は快晴、時刻は午後3時過ぎで気温は34℃の真夏日です。
湿気もあり蒸し暑い日本の夏です。
洗車に使う車はスズキ・ワゴンR(MH22S)でボディカラーは黒です。そしてボディ表面の温度を赤外線温度計で計ってみると・・・
なんと72.1℃!少し柔らかめの目玉焼きができそうです。
検証する内容ですが、この真夏の炎天下で高温になったボディに水をかけてどのくらいの時間で乾いてしまうかを調べます。
水だけでなくシャンプーでも試そうと思いましたが、シミになる=ボディにダメージになるのが明らかだったのでやめました。
さっそく検証!
ではボディに水をかけます。ストップウォッチで時間を計りながら経過を確認しましょう。
水をかけた直後。当然ですがまだボディは濡れています。ちなみにこのボディは殆ど水を弾いていませんね。。。
約20秒後。水は下に流れた分もありますが、既にボンネットの半分以上が乾いています。まだ20秒も経っていません。
約50秒後。ボンネットの大部分は乾いてしまいました。計測開始からまだ1分経っていません。恐るべし、太陽光。
1分33秒後。完全にボディは乾いてしまいました。
炎天下の洗車半端ないって!あいつ半端ないって!ボディに水かけても1分半で乾いてしまうもん。そんなんできひんやん、普通。
高温のボディと真夏の直射日光により急激に乾燥したので、ボディに無数のウォータースポットができてしまいました。
これをこのまま放置しておくとさらに日光に焼かれてこびりついてどんどん除去しにくくなります。
限りなく非効率
ボディは約1分半で乾いてしまいました。
以前の記事「シャンプーのコツ」でお伝えした通り、水洗いやシャンプーの途中でボディが乾いてしまうのは厳禁です。
ボディが1分半で乾いてしまうということは、パネル毎に水洗いとシャンプー、すすぎを行わないと間に合わないくらいです。しかも他のパネルが乾くのもケアしないといけませんから、この条件でボディが乾かないように洗車をするのはかなり難しいですし、余分に水や体力、そして時間も使ってしまうことになり、限りなく非効率です。
さらにこの悪条件の中で作業することによって、熱中症になる可能性も出てきます。真夏の炎天下での洗車は、車にとっても人間にとっても何一ついいことはありません。
真夏に洗車をする時は以前の記事でも紹介したように曇りや雨の日に行うか、晴れの日は日差しが比較的弱い朝か夕方に行うようにしましょう。洗車は天気でめちゃくちゃ変わります。ほんとに。
まとめ
今日はあえて真夏の炎天下に洗車してみました。
結果、ボディはあっという間に乾いてしまい、非効率極まりない上に人体にも害を及ぼす可能性もあり何1ついいことはありません。真夏の炎天下での洗車は絶対にNGですよ。
今日の記事の動画はこちら!