こんにちは！WCです！
この記事は以下のような疑問をお持ちの方にオススメです。
✅手洗い洗車でどこまで車は綺麗になるのか
✅素人がセルフで行うよりプロの専門店に任せるべき？
✅洗車の限界を突破したいんだけど
今や空前の洗車ブーム。大切な愛車にこだわりの手洗い洗車を自分で行っておられる方も多いでしょう。またいわゆる「徹底洗車」をプロの洗車専門店に依頼される方もおられるかと思います。セルフで行う/プロに任せる、どちらにしても「洗車でどこまで綺麗になるのか？」というところが気になる方は多いのではないでしょうか。この記事ではそんな疑問にお答えします。
🔦この記事の内容
◉手洗い洗車で○○は消せない
◉セルフでも専門店でも結果は同じ
◉○○を消すには「磨く」しかない
ちなみに筆者である僕は兵庫県で7年以上カーケアショップを経営しており、これまで何千台もの車を洗って磨いてきました。このブログやYouTubeで磨きやコーティングについての情報も発信しています。気が付けば動画は230本以上、チャンネル登録者様数は2万6千人を超えました。
手洗い洗車で○○は消せない
まず手洗い洗車で汚れは落とすことができても、傷を消すことはできません。
昨今の洗車ブームでいろんな種類のケミカルがいろんなメーカーから販売され、それに伴いいろんな洗車の方法が紹介されています。インスタやX(旧Twitter)を眺めていると最近では3ph洗車がよく目に留まりますね。あとはスケール除去剤(酸性クリーナー)。これでもかというくらいにみなさん使っておられます。
洗車のいろんなアプローチがあるのは素晴らしいことなのですが、これらの対象はすべて塗装面に乗っている「汚れ」です。特にSNSでスケール除去剤やクリーナーを使って「ここまで艶が戻りました！」みたいな投稿を散見するのですが、それは表面に乗っていた特殊な汚れが落ちて艶が戻ったように見えるだけです。車の状態によってはそれでも施工前より劇的に綺麗に見える場合もあるのですが、傷が消えた訳ではないので塗装本来の美しさからは程遠いのです。もちろんそんなことわかっている！という方が大半かと思いますが、どうやら勘違いされている方も一定数おられるようなのでここで触れておきます。あえてね。
汚れは落とせても傷は消せない。これが手洗い洗車におけるひとつの限界と言えます。書いて字の如く「洗 車」ですので、洗車にそこまで求めていないという方もおられるかと思います。ただし洗車、特に手洗い洗車を好まれる方は少なくとも愛車に美しさを求めておられるはずですから、真の美しさに辿り着くためには押さえて頂きたいポイントになります。
セルフでも専門店でも結果は同じ
洗車で傷を消せないのはわかったと。それでは、「プロの手洗い洗車専門店に洗ってもらったら結果は変わるのか？」と思われる方もいるかもしれません。
結論は、セルフ洗車であろうがプロの専門店であろうが結果は同じです。洗車で傷は消せません。なのでお金を出して洗車専門店に依頼すれば汚れだけでなく傷も消えて綺麗になると思われている場合は注意が必要です。ただし洗車専門店は当然プロですので、セルフでは届かない部分まで洗ってくれたり、適正なケミカルで特殊な汚れもを落としてくれます。あくまで汚れ落としののスペシャリストということですね。
専門店であれば傷消しも行ってくれる場合もありますが、その際は当然ですが別途料金が必要になります。
ただしひとつ例外があって、セルフ洗車でも手洗い専門店でも仕上げにトップコートを施工するケースがよくあると思います。このとき施工するコーティングによっては傷を「埋める」効果がありますので軽微な傷であれば施工直後は見えなくなる場合があります。ただし目ではっきり見えるようなレベルの傷には効果がありませんし、あくまで「埋める」だけですので時間の経過とともにコーティングの効果が薄れてくるとまた見えるようになってしまいます。
○○を消すには「磨く」しかない
では洗車の限界とも呼ぶべき傷を消すためにはどうすればよいのか。それは「磨き」と呼ばれる作業を行うのです。「研磨」ともいいます。僕の専門分野です。下の画像をご覧ください。
これは塗装面の表面に傷が入った状態だと思ってください。ここでの「傷」は線状の傷だけでなくウォータースポットやクレーターが塗装面の表面を侵している場合も含みます。この塗装面を磨くと…
塗装面の表面は均一になり新車の同様の状態になります。これを僕は「洗車の向こう側」と呼んでいます。
もちろん磨きはクリア塗装を削る行為ですので、磨き過ぎれば塗装は無くなります。リスクがある作業であるのは間違いありませんが、使う道具や使い方を間違えなければ初心者でDIYの方でも安心・安全に研磨を楽しむことができるのです。
このブログや僕のYouTubeチャンネルでは初心者の方でも取り組んで頂けるような磨きに関するコンテンツをたくさんアップしております！洗車を行う人はめちゃくちゃ多いですが研磨まで行っている人はまだまだ多くありません。あなたも一足早く洗車の向こう側へ来てみませんか？
まとめ
ということで、今回は「手洗い洗車の限界」というテーマでお届けしました。洗車だけでキレイを維持できればよいのですが、どうしても小傷やウォータースポットを避けられないケースもあります。自分で研磨ができるとよりいろんな引き出しが増えると思いますのでぜひ挑戦してみて頂ければと思います。自分で磨きをやってみたいという方は関連記事もご覧くださいね。
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手っ取り早く要点をサクッと学びたい方は車磨きの教科書がおすすめです。コスパ、タイパともに抜群です。無駄なお金と時間を使わず最短で基本を固めてしまいましょう。さあ、洗車の向こう側へ。あなたのカーケアライフに確変を起こします。
