こんにちは!WCです!
WC Worksのブログをご覧頂きありがとうございます。このブログでは誰にでも簡単に車を綺麗にできる方法やコツをお伝えしています。
残ったコンパウンドが取れない!
以前に僕のYouTubeのチャンネルの視聴者の方から、「磨きを行った後ボディに残ったコンパウンドが拭き取ろうとしても洗車しても取れません!どうしたらいいでしょうか?」というご質問を頂きました。
実はこの現象、意外と磨きあるあるです。僕も磨きを始めた最初の頃悩んだことがあります。ですが解決策を知ってしまえばどうってことはありませんので是非この記事を読んでマスターしちゃってくださいね。
原因はおそらく磨き込み不足!
この症状の考えられる原因は磨き込み不足です。具体的には、コンパウンドが無くなるまで磨けていないのです。下の画像をご覧ください。
ボディ(塗装面)にはまだコンパウンドが残っているのが確認できます。このままコンパウンドを放置すると、時間の経過とともにだんだん固くなり取れにくくなってしまうのです。
そして取れなくなったコンパウンドを無理矢理取ろうとしてゴシゴシ擦ったりするとどうなるでしょうか?せっかく綺麗に磨いたボディが台無しになってしまいます。
では解決策ですが、もっと磨き込めばいいのです。原因は磨き込み不足です。磨いて艶が出たり傷が消せたからといって磨きを止めてしまい、コンパウンドが無くなるまで磨かいのでコンパウンドが残るのです。
これはポリッシャーやバフ、コンパウンドの種類は関係ありません。どの組み合わせでも起こり得る症状です。
目安はこのくらい!
ではどのくらい磨き込めばいいのかということですが、下の画像をご覧ください。
目安として、これくらい磨き込めば大丈夫です。あ、ちなみにこれ磨いた後クロスで拭いたりしていませんよ。綺麗に磨くとここまで何も残りません。
ただし、磨き込み過ぎると、今度は水分が無くなったコンパウンドが焼き付いてしまいますので磨き過ぎにも注意してくださいね。僕の感覚では、磨き始めてしばらくはコンパウンドに水気、粘り気ともに残ってます。これが一番研磨力を発揮する(切れる)状態ですね。そして磨き続けると水分がなくなり粉が出なくなります。このあたりで止めておきましょう。さらに磨き続けると今度はもっと粒が細かい粉を吹き始めるのですが、ここまでいくと磨き過ぎです。
焼き付きではない!
上で「焼き付き」という言葉が出てきたのでついでに少しお伝えすると、この記事で紹介した現象は焼き付きではありません。焼き付きが起こってしまった場合はコンパウンドが塗装面に焼き付いて食い込んでしまっているのでまた別の対処が必要です。焼き付きが起きてしまった時の対処方法はまた別途記事にします!
磨き込むことのメリット
さて、これまで磨いた後にボディに残ったコンパウンドが取れにくい原因は磨き込み不足だとお伝えしました。
では磨き込むことによって生まれるメリットですが、コンパウンドが残らないだけではありません。コンパウンドが残っていないので、磨いた後の洗車がとっても楽になるのです。必要以上にボディを擦る必要がなくなりますので、ボディを傷付けるリスクを下げることができるのです。
・ここまで磨けば洗車も楽チン
我々磨き屋は磨いた後できるだけ綺麗な状態でお客様にお渡ししたい訳ですから、このメリットは計り知れないのです。
ただし、せっかく磨いて綺麗になったボディもその後のお手入れがマズいとあっという間に傷だらけになってしまいます。このブログや僕のYouTubeチャンネルでは「自分の手で愛車に長く乗るための方法」を沢山公開していますので是非他の記事や動画もチェックしてみてくださいね!
まとめ
今回は磨いた後のコンパウンドが取れない時の対処方法についてお伝えしました。コンパウンドが無くなるまで磨き込むことによってその後の仕上げ作業が物凄く楽になります。ちょっとした意識の問題だけですので是非ご参考ください。
このブログでは他にも沢山の磨きに関する記事を公開していますので是非そちらもご覧くださいね。手っ取り早く要点をサクッと学びたい方は車磨きの教科書や車磨きのコンサルがおすすめです。
そして磨いた後はコーティングまで施工すれば綺麗になったボディを守ってくれます!磨いたら是非一緒にコーティングも施工してみてくださいね。
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今日の記事の動画はこちら!動画の方がイメージが掴みやすいと思います!