こんにちは!WCです!
大切な愛車が気が付けば洗車傷だらけ、そして艶も落ちてなんだかくすんで見える・・・
洗車などカーケアに興味がある方はこのように感じた経験があるのではないでしょうか。そして同時に次のような疑問もお持ちではないでしょうか?
・そもそも洗車傷の原因って何?
・そのまま放っておくとどうなるの?
・洗車傷は消せないの?
そんなあなたの疑問にお答えします。
この記事の内容
❶ 洗車傷の原因3選【人災です】
❷ 放置し続けると洗車傷はこうなる
❸ 洗車傷はDIYで消すことが可能
筆者である僕は兵庫県で6年以上カーケアショップを経営しています。これまでに洗車傷だらけの車を含め何百台も綺麗にしてきました。このブログやYouTubeでも磨きやコーティングについての情報を発信しています。気が付けばチャンネル登録者数は2万人、アップした動画も200本、総再生回数は500万回を超えました。
元々は僕も脱サラして今のショップを開業しましたが、当然僕も最初は経験ゼロからのスタートでしたので、少しでも僕の経験が参考になれば幸いです。
洗車傷の原因3選【人災です】
洗車傷とは呼んで字の如く洗車のよってできた傷のことです。上の画像のような傷ですね。映り込んでいる太陽を中心に線状の傷が無数に入っているのがわかるかと思います。太陽もはっきり映っていません。せっかく車を綺麗にするために洗うのに傷付けてしまっては本末転倒です。このような洗車傷の主な原因は以下の3つです。
❶ 間違った道具で洗車をしている
❷ 間違った方法で洗車をしている
❸ 洗車機を使っている
まず道具についてですが、正しい道具で洗車をしていないことで洗車傷を増やしている場合が多いです。極端な例ですが、たわしでシャンプーをしたり、ガサガサのバスタオルで拭き上げを行えばボディは傷だらけになってしまいます。また、汚れたままの道具で洗っていては洗車傷の原因になってしまいます。洗車はボディに優しい柔らかい素材で綺麗なものを使うようにしましょう。
次に方法についてですが、正しい道具を使っても方法が間違っていれば洗車傷の原因になってしまいます。汚れて砂まみれのボディを水洗いもせずにいきなりスポンジやミットで擦ってしまえばそれだけで傷だらけになりますし、拭き上げも不必要に何度も擦れば傷の原因になってしまいます。正しい道具を正しく使うことで洗車傷は劇的に減らすことができます。
最後に洗車機です。
これは洗車機そのものを否定している訳ではありません。洗車機も進化しています。先に話した2つの原因をクリアできる洗車機であれば使っても問題ないと思います。でもそんな洗車機はそんなに多くはないはずです。しかも1台1台調べる訳にもいかない。結果、洗車傷を減らすのであれば大半の洗車機は洗車傷の原因になっているので使わないと考える方が無難です。
ここまで読み進めて頂ければお気付きかもしれませんが、洗車傷は人災です。すべてあなた、もしくはあなたの決定が洗車傷を作っていると言っても過言ではありません。ちなみに少し脱線しますがウォータースポット(イオンデポジット)は天災が原因の場合もあります。
放置し続けると洗車傷はこうなる
ボディに入った洗車傷をそのままにしておくとどうなるのでしょう?既にお伝えした間違った洗車を続けていれば洗車傷はもちろんどんどん増え続けます。
下の写真をご覧ください。
綺麗な赤色のボディですね。これが…
こうなります。
蓄積された洗車傷が原因で色はくすんで鮮やかさが消え、蛍光灯の光の映り込みもぼやけて鈍くなっています。艶も無くなっていますね。
もちろん走行に影響が出たり、車検に通らなかったりすることはありませんが、見栄えは悪く何だか残念ですよね。汚れも含め洗車傷も全く気にされない方もおられますが、ここまで記事を読み進めて頂いたあなたは少なくともカーケアには興味があるはずですから、自分の愛車がこんな状態なのは許せないのではないかと思います。
洗車傷はDIYで消すことが可能
じゃあ一度付いてしまった洗車傷は消せないの?という疑問に対しての回答は、洗車傷は消せます。しかもDIYで。
「消す」方法は2つあります。
1つ目は「埋める」という方法です。コーティング剤のようなものを塗布して傷を埋めて見えなくしてしまうんですね。
2つ目は「磨く(研磨する)」という方法。これは文字通り傷と一緒に塗装を磨いて削り取ってしまうのです。
埋める方法も悪くはないのですが、ごく浅い洗車傷しか埋めることはできない上に、コーティングの被膜の劣化すると洗車傷が再び出てしまいます。
なので僕がおすすめするのは2つ目の磨く方法です。
実は、この記事で既にお見せした赤い車の写真は磨きの施工前後の写真です。
これだけ洗車傷だらけでくすんでしまっていても、磨くことでここまで綺麗にすることができます。
もちろん当店のような専門のショップに依頼することも可能ですが、大切な愛車を自分の手で綺麗にしてあげることでさらに愛着も沸きますよ。
磨く=塗装を削る、と聞くと難しく感じる方もおられると思いますが、正しい道具を正しく使えば初心者の方のDIYでも安全に施工することができます。
消してやりたくなったら
今回は洗車傷についてお伝えしました!
もしこの記事を読んでDIYで洗車傷を消してみたい、磨きについてもっと知りたい、と思った方は、このブログの他の記事や僕のYouTubeチャンネルでたくさん方法をシェアしていますので是非ご覧ください!
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