外装 洗車テク

手はそえるだけ・・・拭き上げのツボ!

こんにちは!WCです!

いつもWC Worksのブログをご覧頂きありがとうございます。このブログでは誰にでも簡単に車を綺麗にできる方法やコツをお伝えしています。


今日は拭き上げについてお伝えします!


拭き上げとは洗車でシャンプーとすすぎが終わったボディに残った水分と取り除くことですが、みなさん、ちゃんと拭き上げやってますか?


面倒だからやらない!

すすぎまではやるけど、拭き上げはやらない!(特にルーフ!)という方もおられると思います。ちなみに僕の妹がそうです。

ボディに残った水分、特に水道水には車のボディにとって有害な成分が含まれています。

その有害な成分をそのまま放置しておくと、シミやウォータースポットになってしまう可能性があります。ウォータースポットについては過去の記事「高圧洗浄機のすゝめ」でも触れていますのでご参考下さい。

せっかくすすぎまで洗車をしたのであれば、面倒でも拭き上げまで行いましょう。

特に夏場は気温が高く、ボディも乾きやすいのですすぎが終わったらすぐに拭き上げを行うようにしてくださいね。

ウォータースポット

・ウォータースポット。せっかくすすいでも拭き上げを行わないとこうなってしまうかも!?


雨だからやらない!

以前の記事「これが本当の洗車日和だよ!」で、雨の日が洗車向きの天気だとお伝えしています。

「じゃ俺は青空駐車だから、雨の日に洗車した後は拭き上げしなくてOKだな!」という方も思うかたもおられると思います。

YouTubeで似たような質問も頂きました。先に結論を言ってしまうと、雨で洗車後屋外駐車の場合でも拭き上げは行って下さい。

拭き上げた後またすぐに濡れてしまいますが、車の形状によっては雨で水道水の成分が全て流れるとは限りませんし、洗車後天気が回復するかもしれません。青空駐車で雨の日の洗車の場合も、拭き上げを行って水道水の成分を除去するようにしましょう。


その辺のタオルでやる!

ガソリンスタンドや洗車場で洗車している方を見ていると、その辺のタオルで拭き上げを行っている方をよく見かけます。ここでの「その辺の」というのは体を拭くのに使う普通のタオルだったり何度も使い古したタオルの事です。

拭き上げを行うのはよいことなのですが、このようなタオルでは繊維が荒く硬いのでボディに傷を付けてしまいます。

僕は洗車傷の大きな原因の1つが間違った拭き上げにあると思っています。せっかく拭き上げまでしっかり行うのであればその辺のタオルではなくマイクロファイバークロスで行うようにしましょう。


拭き上げはこれ!おすすめクロス!

僕が今拭き上げで使っているマイクロファイバークロスはこれです!

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・カークランドマイクロファイバータオル


これ、業界では定番商品です。車屋さんやコーティング屋さんの洗車場を覗いてみるとこの黄色いタオルが置いてあるところが多いと思いますよ。かなりイイです。

何がいいかというと、まず吸水力!毛足が長いので、水をよく吸ってくれます。そして、柔らかい!毛が長いだけでなく柔らかいのでボディに優しく洗車傷が付きにくいです。

この商品ですが、下にリンク貼ってますがもちろんアマゾンでも購入できますし、一度手に取って確認したいという方はコストコに行けばどこの店舗でも置いてあると思います。

ただし、このタオルですがいくら商品がよくても何度も使える訳ではありません。使用すればだんだん毛が固くなって吸水力も落ちてきます。これはあくまで僕の感覚ですが、車の為には2~3回使ったら新しいものを使う方がよいと思います。でも!使い古したタオルは窓拭きや内装用に使ったり、雑巾としても使えます。

まめに洗車をされる場合はなかなかの消耗品ですので、まとめて36枚入りを買っておいても損はないかと思いますよ。おすすめです。


使い方

表と裏があるよ!

このカークランドのタオルだけでなく大体のマイクロファイバークロスには表と裏があります。見分け方は毛足の長さです。表と裏で毛足の長さが違うはずです。車のボディ(塗装面)を拭くときは毛が長い方を使いましょう。

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・毛足のアップ。内側が短くて外側が長くなってます。


短い方に比べて吸水力がより高く長い方がボディに対して柔らかく優しいためです。塗装面は傷が付きやすいのでできるだけ優しく拭いてあげましょう。

ガラスを拭くときは反対の毛が短い方を使いましょう。ガラスはボディに比べると強く擦っても大丈夫ですし、毛が短い方が毛羽立ちにくいためです。


一度濡らしてから使う!

使用する時は、乾いたままではなく一度水に浸けてから固く絞って使いましょう。

乾いたまま使ってしまうと最初はほとんど水を吸わずボディに触れる回数を増やしてしまうので逆効果です。一度水に浸けてから使うとびっくりするくらい水を吸います。


タグを取ってから使う!

マイクロファイバークロスにはタグ(ラベル)が付いてるものが多いです。これは使う前に取っておきましょう。

マイクロファイバークロス

付けたまま使用した場合、タグでボディを擦ってしまうと傷付けてしまう可能性があるためです。マイクロファイバークロスで「タグなし」の製品があるのはこのためです。

タグが付いていても根元をつまんで引っ張れば簡単に取れます。

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クロスの折り方

クロスの折り方ですが、二つ折りや四つ折りにして使われる方が多いと思います。どんな折り方でも構わないのですが、折り目を進行方向に向けて使うようにしましょう。

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こうすると拭き上げたときにクロスがぐちゃぐちゃになることがなく、綺麗に水が切れます。


作業する環境

拭き上げを行う場所ですが、可能であれば車庫の中やカーポートの下など屋根があるところが一番です。日光が直接当たりませんのでボディの乾燥を遅らせることができますし、雨や鳥の糞なども気にせずに作業できます。

屋内での作業ができない場合は、影になっているところで作業するのがおすすめです。

また拭き上げは作業する作業する天気や時間帯によって作業にかなりの影響が出ます。乾きやすい晴天の日中は避けた方がいいですね。洗車におすすめの天気については過去の記事で紹介していますのでご参考ください。


拭き上げのポイント

クロスの動かし方

下の画像を見てください。

過去のシャンプーの記事でも使った画像ですが、拭き上げる時はクロスはパネルの端から端まで一定方向に動かすようにしましょう。

水を「切る」イメージです。くるくる動かしたりすると、水を延ばすだけでパネルからいつまでたっても水気が取れません。


擦らない!

どれだけ新しくていいクロスを使っても、ゴシゴシ擦るとボディを傷付けてしまいます。

特にこのクロスは擦らなくても水をしっかり吸ってくれますので、手はそえるだけでOKです!クロスの動かし方を間違えなければ強く擦らなくても綺麗に拭き取れますよ。

また、1パネル(例:ドア1枚)拭き終わると、クロスは大量の水を吸っていると思います。当然ですが吸水すればする程吸水力は落ちて水気を切りにくくなるので、状況を見ながら合間で絞ってくださいね。


上を向いたパネルには

ボンネットやルーフ、トランクなど上の向いたパネルには水が大量に残っていて拭き取りも面倒ですよね。

そういう場合はまずクロスを広げて滑らせて大体の水分を取っておくと作業が楽ですよ。

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・こんな感じでクロスを広げて滑らせます。


画像だと伝わりにくいかもしれませんね。下に動画もありますのでそちらもご参考ください!

拭き上げの順番

拭き上げを行う順番ですが、水洗いやシャンプーと同様にルーフなどの高いところから下に向かって拭く方がいいですね。

理由は、水は下に垂れるので先に下を拭いてしまうと上を拭いたときにせっかく綺麗に拭き上げた部分に水がかかってしまう可能性が高いためです。

具体的には僕は、

ルーフ、ピラー、ガラス、ボンネット、右フェンダー、右ドア、右クオーター、リアゲート(トランク)、リアバンパー、左ドア、左フェンダー、フロンドバンパー、ホイール

の順番で拭き上げるようにしています。

日光の当たり方で右からか左からかは変えるときがありますが、ルーフからボンネットまでの順番はいつもこれです。


内側は最後に!

ドアの内側やセンターピラーも拭かれる方も多いと思いますが、ここは一番最後に拭き上げるようにしましょう。

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・ピラーとサイドステップ内側。ここは埃がよく溜まります。


ホイールよりも最後です。理由はここは綺麗に洗うのが難しいところなので拭き上げを行うとクロスが汚れます。その汚れたクロスでボディを拭き上げると傷を付けてしまいますので、ここは一番最後に拭き上げるようにしましょう。


まとめ

今日は拭き上げについてお伝えしました。面倒な作業ですが、洗車の仕上がりを一番近くで確認できる工程なので僕は好きです。

ですが、せっかくの作業も使う道具ややり方を間違えるとせっかく綺麗に洗車したボディに傷を付けてしまいます。

人間も固いゴワゴワのタオルでゴシゴシからだ擦ったら痛いし傷できますね?それと同じです。是非優しいクロスで優しく拭き上げてくださいね。

今日の記事も動画あります!クロスの動かし方などは動画の方がイメージを掴めるかと思います!

それでは今日も最後までご覧頂きありがとうございました!

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