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梅雨時は洗車時

こんにちは!WCです!

WC Works のブログをご覧頂きありがとうございます!このブログでは誰にでも簡単に車を綺麗にできる方法やコツをお伝えしています!

先日全国各地で梅雨入りが発表され、僕が住んでいる関西地方でも観測史上最も早い5月15日に梅雨入りとなりました。

梅雨明けが平年通りだとすると、梅雨の期間が例年より20日以上も長くなります。

梅雨の時期は湿気が多く気分も憂鬱になりやすい何かと嫌なことが多いですが、カーケアの視点から見ると決して悪い事ばかりではないのです。

今回は梅雨時はカーケア時ということで梅雨ならではのカーケアのメリットについてお伝えしたいと思います!

湿気は敵か?

梅雨といえば雨、雨と言えば湿気ですね。湿気のせいで洗濯物も乾かない、ジメジメして不快な上に気分まで憂鬱になる、などネガティブなイメージが先行する方が多いのではないでしょうか。湿気は悪=敵だ!…果たして本当にそうでしょうか?

湿気が味方になる

カーケアの視点から考えると、湿気は敵ではありません。むしろ心強い味方になるのです。湿気を味方にすることではかどる作業があるのです。これが。具体的に2つの場面で紹介します。

湿気で濡れたルーフ
敵ではなく味方

洗車

みなさんは「洗車をするのに最適な天候」をご存知ですか?まッ、まさか、雲一つない快晴の日の真昼間に洗ったりしてないですよね??

以前の記事でもお伝えしている通り、炎天下、風が強い、乾燥している、これらの天候は洗車向きの天候だとは言えません。むしろ逆効果です。

では反対に雲だらけで日も差さない、風は弱くシトシト雨が降り続き湿度も高い梅雨時はどうでしょう?

Yes, 最高の洗車日和なのです。具体的に解説しますね。

乾かない

まず1つ目が洗車中に車が乾かない、もしくは乾きにくいということです。これが1番のメリットだと思います。

洗車中に水道水やシャンプー、コーティング剤などの成分がボディ上に残ったまま乾いてしまうとシミになってしまいます。特に晴れた夏場の日中は一瞬で乾きます。本当に一瞬です。

【参考動画はこちら↓】

その点、梅雨時は雨が降っているので洗車中のボディの乾燥を心配する必要がないのです。乾燥を防ぐためにこまめに水を掛ける必要が無くなりますので洗車時間の短縮にも繋がります。

そして雨が降っていなくても、湿度が高く日が出ていないだけで乾燥はかなり遅くなるので晴れた日より格段に洗車がはかどるはずです。洗車の時短テクですね。

ゴミや埃が付着しにくい

雨が多く湿度も高い梅雨時は晴天時に比べて空気中のゴミや埃がボディに付着しにくくなります。これが2つ目のメリットになります。

ボディにゴミや埃が乗った状態でシャンプーや拭き上げをすると、それらを巻き込んで洗車傷を作り兼ねません。

以前の記事で詳しくお伝えしていますが、風のある日や乾燥した日の洗車がNGなのはこのゴミや埃が付着してしまうことが最大の理由です。

梅雨時や雨の日に洗車することでそのリスクを大幅に下げることができます。雨や湿気がゴミや埃を飛びにくくしてくれるんですね。

そして風がある日でも、雨が降っていると乾燥した日に比べるとゴミや埃の付着は大幅に少なくなりますので多少風が吹いていても安全に洗車することができます。

でもさすがに台風時の洗車はNG

エコだ

そして3つ目がエコであるということです。省エネですね。

ボディが乾く可能性が低くなるのですすぎの回数が減ります。ということは晴天時の洗車に比べて水道代を節約することができます。

そして洗車の時間も短くなる訳ですから、時間も節約することができるのです。

限りある資源と大切な時間です。少しでも節約して別のことにも使おうじゃありませんか。

洗車に適した天候については別の過去の記事でも詳しくお伝えしていますのでそちらの記事もチェックしてみてくださいね。


【過去の関連記事はこちら】

・洗車をやってはいけない日って知ってる?

・これが本当の洗車日和だよ!

磨き

梅雨時の湿気が味方になる作業がもう1つあります。それは…磨きです。

大きなメリットは2つですが、特に初心者の方には心強い味方になってくれるはずです。

鉄粉・異物除去がしやすい

1つ目は磨きの前段階の下地処理での作業になるのですが、鉄粉・異物除去がしやすいということです。

鉄粉・異物除去はボディが濡れた状態で行うのが大前提です。乾いた状態でケミカルをかけたりクレイタオルや粘土を使うとボディにダメージを与えてしまいますから。

ですので、ボディが乾かないようにこまめに水を掛けながら作業をしているはずです。夏場で乾燥が早い場合はパネル毎に水を掛けても追いつかないくらいですよね。初心者の方でまだ感覚が掴めず作業も手探りの場合は余計に時間が掛かるでしょう。


でもその作業が雨が降っていたり湿度が高いと…?


水を掛ける頻度が劇的に少なくて済むようになります。そしてその分晴天時の作業に比べて水道代が節約できますし、ここでも時短に繋がるのです。何よりボディの乾燥を恐れて焦ってしまい作業がいい加減になってしまうこともありません。

鉄粉や異物が重度の場合、除去だけで洗車より時間が掛かることもザラですから、ボディの状態が悪い程雨や湿気の恩恵を受けられると思います。

僕も可能なら鉄粉異物除去は全て雨の日に行いたいくらいです。

焼き付きが起こりにくくなる

車磨きの初心者の方の大きな悩みの種の一つがコンパウンドの焼き付きではないでしょうか?

僕のところにも原因や対策についてよくお問い合わせを頂きます。

以前の記事でもお伝えした通り、焼き付きの原因は道具や技術、環境など色んな理由が考えるので、一概にこれ!とは言えないのですが、その発生する可能性を湿気が下げてくれるとしたら…

焼き付きの例
霧吹きの代わり

道具や技術に関係なく、コンパウンドの焼き付きは気温(ボディの温度)が高い、もしくは空気が乾燥していると発生しやすくなります。個人的には直射日光下でない限りは温度よりも湿度の影響の方が大きいと考えています。

焼き付きが起こりやすい乾燥した空気の中で車磨きを行う場合、焼き付きを防止するために磨く前に霧吹きで軽くボディに水を掛けてから磨く場合があります。あまり多く掛け過ぎると水分が多くなり過ぎてコンパウンド本来の磨きができなくなるのでほんの少しで十分です。

梅雨時の湿気がこの霧吹きの代わりになるという訳です。

磨きの技術には問題は無いのに焼き付きが起こる、しかも不定期に起こるという場合は湿気が原因の可能性が高いです。

これは濡れすぎ
濡れている方が磨き易い(これは濡れ過ぎ)

コンパウンドの焼き付きについては過去の記事で詳しく解説していますので是非そちらもチェックしてくださいね。


【過去の関連記事はこちら】

・トラブル発生!コンパウンドが焼き付いてしまった!

【動画はこちら】

でもやっぱり敵になってしまう

如何でしょうか?普段の生活では嫌なことが多い梅雨の季節ですが、カーケア的視点ではとても作業がしやすい時期なのです。

ただし、そんなカーケアでも梅雨、特に湿気がやっぱり敵になってしまう作業があります。

それは…コーティングです。

コーティング、特に硬化型のガラスコーティングは施工から乾燥が終わるまで水気厳禁という商品が多いです。ですので施工前には念入りに拭き取りを行ったりエアーで水気を飛ばしたりしてできるだけ水分を取ってから施工します。

THE ONE ZENITH の商品説明 やはり水気厳禁

湿気と相性がいい作業の多いカーケアですが硬化型のコーティングは作業がしにくくなってしまいます。

もちろん全ての硬化型ガラスコーティングが水気厳禁とは限らない(ほとんどないと思いますが)ですし、洗車のついでに行うガラス「系」コーティングのような簡易コーティングの施工は逆にボディが濡れた状態で行うことが多いのでこの場合はやはり雨が降っていたり湿度が高い方が作業はしやすくなります。

まとめ

ということで今回は梅雨時のカーケアについてお伝えしました。ジメジメして嫌なことも多い梅雨の季節ですが、カーケアを行う上ではとても作業がしやすいのです。

どんなことでもネガティブな面でなくポジティブな面に目を向けて生活したいものですね。

ちなみに梅雨入りのタイミングでの投稿なのでタイトルは梅雨時のカーケアとしていますが、雨が降れば湿度は高くなりますので今日のお話は梅雨以外の季節でも同じことが言えます。

そして今回の記事はブログ用のオリジナルになりますので動画はありません!笑

それでは今日も最後までご覧頂きありがとうございました!

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カーケアについてよく頂く質問はこちらにまとめてますので覗いてみてください!


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